【正面打ちについて9】受けるタイミングについて

みなさん!
こんにちは、お元気ですか? 僕はめちゃ元気です!

さて、前回、「正面打ちを受ける」にはタイミングが必要で、待っていてはダメという話をしましたね。今回は「どのタイミングで、受けるか」についてお話しします。

まず最初に言っておきたいことがあります。それは「攻撃と災害は来てから対応してたらもう遅い!」というこです。

前回にお話ししたように、正面打ちがもっとも有効なタイミングがあるということでした。正面打ちの稽古をしている人はお分かりと思いますが、有効なタイミング以外に、ここで出すという有効なポジションもあるのはもうお分かりのことと思います。

そして、そのポジションを知ることは、受けを取るという点で非常に大切です。というのは、受けのポジションは、相手がポジションを取る少し前になるからです。

具体的にいうと、相手の受けを取るのは、相手が最もいいポジションを取ろうとするために、一歩進ませた瞬間以前に、相手の手刀を迎えに行くように受けるのが、受けをとるタイミングであり、ポジションです。図で示すと下のこのポジションに入ったときです。

←このタイミング!

ですから、来た攻撃を迎え打つというより、攻撃が最大の力になる前に無効化するという考えが大切です。

ただ、そのポジションは頭で理解するものではありません。自分の体で理解していると、人の動きについてもよくわかるようになります。だから、どうしても、自分できっちりとした正面打ちを何度も体に通しておく必要があります。

今日の一言:
攻撃は迎えに行くべし、相手の攻撃を待って受けるのは、体力に自信がある人だけにしておけ!

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【正面打ちについて8】受けるにはタイミングが必要

みなさん!
こんにちは、お元気ですか? 僕はめちゃ元気です!

さて、今回は、「正面打ちを受ける」ということで話をしていきたいと思いますが、タイミングについては長くなりそうなので2回に分けてお話しするつもりです。

例えば、球技、野球でもテニスでもそうだと思うのですが、クリーンヒットというか、思い通りにボールが打てた時って、気持ちいいですよね。

それは、最適な身体の使い方ができていて、その上で、各身体のポジションがその時期その時期に最適なポジションにある状態です。ということで、攻撃も同じなんですね。

今は正面打ちについて述べていますが、正面打ちでもベストポジションというのがあります。本シリーズの第二回目で正面打ちのやり方を書きましたが、あれから、正面打ちの稽古を毎日されている人なら、当てるのはココだということが分かると思います。

その点が一番力がのるわけですね。ですから、「合気道は世界平和を目指す武道だから、当て身などのような人を気づつける技の稽古は良くない」などといっていると、永遠に正面打ちのタイミングというのは分からないと思います。

だから、当て身の稽古は、当て身の特性をしる上で非常に大切なので、一生懸命にやって欲しいと思います。また、武道をするという意志があるのなら、パートナーの上達のためにもちゃんとした当て身ができる必要がありますね。

それはともかくとして、正面打ちを受けるということで、今回は受ける上でタイミングが必要ということをお話ししたいと思います。

よく誤解しているのは、当たる前の瞬間に当たらないように手刀を使って受けると思っている人がいます。ところが、相手がベストポジションをとって、打ち込んできた手刀を当たる前に受けていると、受けた腕がかなり損傷を受けます。

早い話が「痛い!」です。特に受ける側が女性で、相手が一回りも、二回りも大きな男性であるなら、間違いなく、「痛い!」ではすまされず、後ろに吹っ飛ばされます。

以前、合気会のある有段者の男性に、この正しい正面打ちの仕方を教えたところ、道場でやってみると、皆、後ろに吹っ飛んだと言っていました。

何故、吹っ飛ぶか?っていうと、受けが止まって、手だけを止めようとしているが、正面打ちをする側は、体重そのままが移動していて運動エネルギーが乗っているので、止まっている方にそのまま運動エネルギーが伝わります。手だけ意識しているようだと、相手の体重移動は意識できないから、予想以上の力を感じて後ろに吹っ飛んでしまうというわけです。

この様に、正面打ちを受けようとただ待っているようであれば後ろに飛ばされます。正面打ちを受けるにも「受け身」になっていてはだめなわけです。

合気道は「受け身」の武道とよく言われますが、「受け身」ではだめで、武道である以上「先」といって、相手の先手を取るというような積極的な意識がないといけません。

最後に一言:
女子でも、正しい正面打ちの打撃力は半端じゃない! 直接あたれば首がもぎれるほど効く! タイミングに注意しよう!

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【正面打ちについて7】パートナーを探す!

みなさん!
こんにちは、お元気ですか? 僕はめちゃ元気です!

「相手の攻撃に当たる振り」は上手くなりましたか? ところが、この方法を指導して、別の道場に通うある会員から一つ問題があると指摘されました。

それは、相手が気を出さない場合どうしたらいいかということでした。というのは、合気道の技をやっていると、初めから当てる気のない人が多すぎるというのです。

この問題はかなり一番大きな問題です。相手にあてる気がないと、本来の正面打ちの入り身の稽古ができないのです。合気道は、小は人の気から、大は宇宙の気まで、その気に合わせる道ですから、気をださない相手に対してちゃんと稽古ができません。ですから、ちゃんと気を当ててくれる相手を選ぶ必要があります。合気道の稽古は相手の気に合わせるというのが基本です。

当会はどちらかというと古い合気道に分類される武道に属する合気道を教えていますが、多くの道場は現代合気道を教えています。古い合気道と現代合気道との違いは、ニーズの問題です。古い合気道は武道として合気道をやっていこうというもので、現代合気道は、様々なニーズを持った人が集まっていて、稽古できるというのが特徴です。

ですから、現代合気道をやっている人達は、カッコウいい演武をするのを目的にする人、武道としてしたい人など良く見極めて相手する必要があります。ただ、武道としてやりたい人は、どちらかというと技より力で来る人が多いと聞いていますので、力任せにガンガンと力をぶつけてくる人が多いのでけがには十分気を付けてください。

また、素人の方もパートナーを探して稽古してほしいと思いますが、素人の方の場合、全然慣れていないと思うので、正面打ちの捌きは、頭を手の掌ではたいてもらうようにして稽古するといいと思います。

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【正面打ちについて6】入り身とは!?

みなさん!
こんにちは、お元気ですか? 僕はめちゃ元気です!

前回のお話しでわかったと思いますが、正面打ちを捌くコツは「当たる振り」でしたね。
読者の中には合気道の素人もいらっしゃるでしょうから、「当たった振り」は分かったけど、入り身って何?と思われている人もいるのでしょうから、少し説明したいと思います。

入り身というのは、合気道独自の攻撃の捌き方で、構えた状態から、相手の攻撃にタイミングを合わせ、一気に相手の死角に飛び込む動作のことをいいます。、

具体的なやり方は、まず、合気道では半身の構えといって、右足を前にしたなら、体も相手に対して斜めにし、相手に対する的の幅を小さくするように構えます。その状態でステップするだけです。

そのステップには2通りあります。ここでは右前の半身の構えからの説明をします。一つは、右前のままで移動する場合と、もう一つは、左前にチェンジして移動する場合です。それぞれのステップは次の通りです。
【右前のまま移動】
左足は決して踏ん張らず、左足全体を前に倒すようにして、体全体が倒れるようにして、できる限り右足を大きく抛り出すようにして前に出ます。そして、右足が着地したらすぐに左足を、右足の方に引き寄せ(継ぎ足)、歩幅を肩幅ぐらいにします。

【左前にチェンジして移動】
移動したいタイミングの少し手前で、右足を外に開き、右足の体重を載せます。さらに、その右足を前方に倒すようにして、体全体が倒れるようにしてできる限り左足を大きく抛り出すようにして前に出ます。そして、左足が着地したらすぐに右足を、左足の方に引き寄せ(継ぎ足)、歩幅を肩幅ぐらいにします。

以上のステップで移動すると入り身ができます。なお、左前にチェンジして移動する際、別法として、右前になっている右足をさらに前に進め、そこから、上記の【左前にチェンジして移動】のような方法を使うこともあります。これは、相手との距離を縮めるための方法ですので、体格差がかなりある場合とか使うとよいと思います。

相手に分からない目付、入り身、気に当たるという3つのことができれば、非常に有効な技が可能になります。是非試してみてください。

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【正面打ちについて5】当てられた振り?

みなさん!
こんにちは、お元気ですか? 僕はめちゃ元気です!

前回、正面打ちを捌くのは、「当てられたという振りをする」という話をしました。でも、当てられた振りと言われても、全くピンと来なかったのではないでしょうか?

この当てられた振りという言葉から、僕は小学生のころのドッジボールを思い出しました。同級生で、やたらボールを避けるのがうまいH君がいたのですが、ボールを当てようと、投げたと思ったら、腰をエビの如く引いて、ボールを避けるのです。投げた方は一瞬、当てたと思ったら、ひょいっとエビのようになって、ボールがすっぽ抜けるのです。

その光景が頭に浮かびましたが、H君はまさしく、相手の気に当たって、ボールには当たってなかったのですね。当たる振りというのは、このH君のようにすることなわけです。

では、実際はどうするかという問題になります。実は、合気道には避けるためのタネがチャンと用意されています。

そのタネというのは、単にあなたは思考方法を変えるだけです。
「自分が移動するつもりの場所にその攻撃が来ると思いこむこと」です。極端にいうと、相手の手の位置を実際の位置じゃないく、そのずれた位置にあると思い込んで、その場所に向かって、あなたの頭を仮想の手刀に突き出し、仮想の手刀に当たる事です。

相手の実際の手と、自分が想像している仮想の手の位置をずらすだけで、自分自身をだますことができます。自分が騙されれば、相手は騙されないわけがありません。自分がそう信じているのだから、相手は騙されたとは思わないですよね。

これが当たる振りの正体です。合気道にはこのように思考方法を変えるだけで、力の弱い人でもできる様々な技術が存在します。

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【正面打ちについて4】情報遮断

みなさん!
こんにちは、お元気ですか? 僕はめちゃ元気です!

前回は正面打ちの心理学というか、打撃技全般に共通する心理についてお話ししました。空手や拳法の組手やスパーリングの経験のない人には少しわかりにくかったと思いますが、パンチなどの打撃技が当たる前に、「当たった」「当てられた」という心理的な関係が成立するということを覚えておいてください。

そこで、では正面打ちで、この心理的関係を利用するかということになりますが、そのためには、特別な目付、要するに目の使い方が必要になるとお話ししました。

その目付というのは、相手に情報を漏らさない合気道独自の目の使い方なんだけれど、かなりの秘伝中の秘伝になっていて、合気道を十年以上している人も具体的なやり方は知らないというのが現状です。

確かに、二代目・植芝吉祥丸道主が本で、目付の重要性を説いていますが、その実態は全く明らかにしていません。また、開祖・植芝盛平翁先生の言葉で、「相手の目を見てはいけない…」から始まる言葉は有名ですが、実際にどのような技術か明らかにしていません。

話はそれましたが、正面打ちを捌くことです。ちなみに、合気道では、当て身など打撃系の技を捌くことを、入り身といいます。入り身とは、「入り身一足」といって、一瞬で相手の死角に一瞬で入る技術です。

具体的には、相手の攻撃に合わせ、相手の死角に飛び込むことをいいます。相手の攻撃に合わせるという表現が、実は、相手が正面打ちを出そうとした気に当たってやるということです。そうすると、相手の手刀が自分の眉間を目掛けて飛んできます。それを一足で移動して、当たらないとように相手の死角にいどうします。要するに相手が当てようと考えた瞬間に、「当たった」と思うような態度をとるということです。

ここで大切なポイントは、手刀を避けるのではなく、手刀が飛んでくる前の気に当たってやり、その後に移動するということが、入り身では大切だということなんです。

そうするとどうなるかというと、相手からすると一瞬、こちらが消えたような不可解な感覚に囚われます。その瞬間が隙が出来たといわれる状態ですので、すかさず相手に技を掛けるわけです。

この様に考えると、入り身というのは単なる技の通過点ではなく、入り身こそが合気道の最も大切な本質と言えるというのがわかると思います。入り身によって隙ができれば、後はどの技を掛けても同じだということなんです。ですから、わが師・井口師範は「投げ技、固め技は単なる枝葉」と言いました。

今回は、少し話が長くなりましたが、正面打ちを捌くのは、入り身という技術を使うということです。その入り身を行うには、相手の気に当たり、相手の攻撃には当たらないということをしないといけないということでした。以上の点を注意して、稽古を行う必要があるということで、さらに正面打ちについては、次回に続きをお話しします。

なお、相手への情報を伝えない技術、目付については、アマゾンで電子書籍を出していますので、そちらをお読みいただくといいと思います。電子書籍では、かなり詳しく秘伝の目付についてかいていますので分からない人がそちらをお読みください。
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今回は、正面打ちを捌くのは、入り身一足ということでした。そのために相手に当たってやるという振りをするということでしたが、次回は、この振りについて具体的にどうするか書きたいと思います。

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【正面打ちについて3】打撃の心理学

みなさん!
こんにちは、お元気ですか? 僕はめちゃ元気です!

前回の正面打ちのやり方を説明しました。 正面打ちというとどうもショボそうに感じますが、これを頭にまともに受けるとかなりの衝撃が首に来ます。そうです。正面打ちは、脳を揺らし、首に衝撃を与えるかなり危険な技だったのです。

この正面打ちの対処として、正面打ちを捌く方法について述べたいのですが、今回は、その準備段階のお話をします。それは何かというと、当て身などの打撃技でクリーンヒットする場合の心理の原則について先ず知っておいてほしいことについてです。打撃の心理学とでもいうのでしょうか、打撃が当たる場合、攻める側と当てられる側に必ず成り立つ心理的な関係について述べたいと思います。

これは、ボクシングや空手・拳法など、実際にスパーリングや組手など行ったことのない人にはちょっと実感できないところがあると思いますが、攻撃側が、思ったようにクリーンヒットした場合、実は打撃側は「当てた」という感覚が、受けた側には「当てらた」という感覚が同時に存在します。

この感覚が非常に大切です。そして、この「当てた」「当てられた」という感覚のない打撃は、基本的にはラッキーパンチと呼ばれるもので、パンチしたら、相手が勝手に当たりにきたという感覚が攻撃側にでます。こういう言葉があることからも、スパーリングや組手を経験していない人でも、「当てる」という感覚が理解できるのではないでしょうか?

そして、合気道では、実はこの感覚を巧みに利用します。そして正面打ちを捌くときは、この感覚の理解が非常に大切になります。しかも、この感覚を理解することで、正面打ち以外の当て身(打撃法)にも対処する術があることが分かります。

ですから、正面打ちの技というのは、非常に合気道、あるいは護身術を考える上でも、非常に大切な稽古方法なわけです。

正面打ちを捌くということですが、正面打ちを捌く場合、この心理学を逆利用し、相手の攻撃を誘うことで、攻撃を受けずに捌くことが出来るようにします。具体的には、自ら「当てられた」という感覚を作り、攻撃がこない所に、身体を移動させるのです。これを合気道では「相手の気に当たる」といいます。

そのためには、自分の目付が非常に大切になります。目付とは目の使い方です。普通の目の使い方をしていると、こちらの動きが読まれてしまうので、こういった心理作戦は功を奏しません。ですので独自の目付が必要となります。

目付を説明しているとそれだけでかなり長くなりますので、当ブログのどこかにその説明をした覚えがありますので、そちらを探していただいてお読みいただくと良いと思います。それとも、アマゾンで電子書籍を出していますので、そちらをお読みいただくといいと思います。電子書籍では、かなり詳しく秘伝の目付についてかいていますので分からない人がそちらをお読みください。
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今回は、正面打ちを捌くには、心理学が必要ということでした。

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【正面打ちについて2】正面打ちのやり方

みなさん!
こんにちは、お元気ですか? 僕はめちゃ元気です!

合気道でも、護身でも、正面打ちの技術はとても重要といいましたが、今回は正面打ちの打ち方についてお話ししたいと思います。

では、正面打ちってどんな技ということですが、基本は相手の眉間に向けて、手刀(てがたな)を打ち込む当て身(打撃法)の一種です。

正面打ちが、どうして護身の面に有効かということですが、普通素人考えだと、パンチの方が強そうに思うでしょう。ところが、実はパンチはかなり熟練しないと、頭などのような固い所を叩くと、パンチした手が骨折しまう恐れがあります。

実はパンチにはかなり技術が必要なのです。拳を固く握る技術も必要です。当てる技術も必要です。パンチで相手の顔を殴った場合、相手も移動しますから、パンチがまともに当たらず、少しずれることもあります。そんな場合、指を骨折する恐れもあります。

例え、まともに捕らえたとしても、空手のように日ごろ固いものを叩いているパンチなら、大丈夫なのですが、頭など固いものを思い切り打った場合、拳自体を骨折するケースもあります。

その点、手刀は掌の柔らかい側面を当てるので、指の骨を折ったとかという心配はありません。しかも、衝撃力が小さい分、貫通力が増えます。というか、貫通力を加えた手刀の打ち方というのもあるのです。

ちなみに空手の手刀(しゅとう)と合気道の手刀(てがたな)は別です。空手の手刀も合気道の手刀も、基本的には小指側の掌の側面で打ちますが、空手の場合は、指をすべて閉じて、親指をおりますが、合気道の場合は指を開いて呼吸力を込めて打ちます。

【打ち方】
正面打ちの打ち方を説明します。左足が前になった、左半身の場合で右手刀による正面打ちを説明します。
①相手の眉間を狙ったら、右手刀を自分の頭の上に持ってきて、構えます。
②左足に体重を掛けつつ、右足の移動を始めます。
③右足を大きく一歩踏み出します。
④右足が着地したら、手刀を相手に打ち付けながら、左足の継ぎ足(左足を右足の方に引いて歩幅を小さくする)を行います。

④で継ぎ足を行うことで、衝撃が打撃部に乘るので思った以上に相手は衝撃を受けます。

以上が基本ですが、護身で使用する場合は、手を振り上げるタイミングは、当てるすぐ手前ぐらいで行います。また、当てる箇所は場合よると、掌の付け根にちかい部分であったり、小指側の掌の付け根部分の骨が少し飛び出した部分であったり、やりやすいところで打つとよいでしょう。

私の経験からいうと、攻撃方法が分からないと、正しく受けることはできません。まずは正面打ちとはどんなものか知り、稽古して、思い切り打ちだせるようになっておきましょう。

当会での正面打ちを稽古は、ボクシング用のパンチングミットで受けますが、女性が繰り出してすら、体重が乗った正面打ちを受けた際、手で受けたにもかかわらず、衝撃が首に来ることがありますから驚きます。

何故なら、遠い間合いからステップインして、相手の中に入り打ち込むため、手に十分な運動エネルギーがのるためです。ですから、見た目ショボくみても、攻撃力は半端ないです。

最後の一言:
敵を知り、己を知れば百戦危うからず! 正面打ちを徹底的に知れ!
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