ようやく、生徒たちが当会の第4段階の秘伝の空間感覚ができるようになりました。
ようやく生徒たちが陰の技法が使えるようになってきました。
私が学んだ合気道では、気の流れを伝達するのに「陽」と「陰」の2技法がありました。
このところずっと生徒に陰の技法を伝授することに、力を注いできました。
ようやくできるようになってきたので、ご紹介いたします。
陰の技法の映像 <- ご覧になれない場合はこちら!
8/13 広島県より来客
8/13 広島の合気道修行者の方が訪問者がありました。
この方はインターネット(mixi)で知り合った人で、合気道歴十数年のベテランの方で現合気道三段です。そして以前より井口師範の秘伝技術に興味を示されていて、今回わざわざ遠いところから来られました。
午前11時に和歌山に到着、和歌山市で一番人気の和歌山ラーメンの店にご案内し(昔日本一になった某有名店ではありません)、行列に並んで12時を過ぎたころに中に入ることができました。そこでラーメンを食べ、さっそく道場に案内し、稽古開始。
井口師範の技術を、しばらく体験していただき、その後、技の説明を行いました。
井口師範の秘伝の技術は、一般の常識を覆す「コロンブスの卵」のような技術で、分かれば誰でもできるのですが、それを行うためには、どうしても先入観が邪魔をして、「理屈どおりに体が動かない」という現象が起こります。
この方も、当初は、混乱されていましたが、ご自分の長い合気道の経験を整理され、この秘伝を理解していただくことができました。稽古と私の現弟子2人を交えた座談会など行い楽しんでいただいたようです。
ネットでは、宝を手に入れたと日記に書いていただいていました。遠いところを来ていただいてご満足していただいて本当によかったと思います。
当会では、このように合気道では失伝した秘伝を、希望者にお教えしています。
8/3 バーベル購入
会員の要望で、総重量135kgのバーベルを買いました。
当会ではべつにウェイトトレーニングをいたしません。それどころか私の合気道の師匠である井口師範は、ウェイトトレーニングの害についても話されていました。
ウェイトトレーニングの弊害というのは、筋肉を部分に分けてトレーニングをするため、部分的な使い方の癖がつき、スムーズに体全体を使うことができなくなる点と、筋肉が重量を記憶してしまい、そのれが技の妨げになると話されていました。
合気道では、その基礎力をつけるのに農耕作業を昔はやっていたようです。その中で「重いものを軽く持つ、腕力を使わず体を使う。」を体現していたと聞きました。
しかし、農耕をおこなう機会の少ない現代社会では、高重量のものを持つ機会がありませんし、いくら田舎といっても和歌山市内では、大きな石や岩が簡単に転がっているわけでもありません。
そこで、会員の皆さんに、力を入れない癖をつけていただくため、高重量のバーベルを購入しました。
みなさん、がんばってくださいね。
6/15 土曜日部の稽古
一般の部に、この前、体験で来られたKさんが入会してくださることとなりました。
稽古内容は、以下の通りです。
- 基本稽古(その場稽古と移動稽古)
- 基礎理論の稽古(相対稽古で、正面手刀の受け、正面付きの受け、皮膚の捉え方、崩しの基本、座り技呼吸技等)
- 護身技(合気道の一教、小手返し)
次回からは、腹圧強化の呼吸訓練と受け身を入れていきます。お楽しみに!
6/13 技の研究会
参加者は、2人、女性のTさんと男性のUさんです。
最近護身術がずいぶんと面白くなってきたと言っていたUさんは、木曜日の部は初めての参加です。
稽古内容は、基本稽古であるその場稽古、移動稽古、相対稽古、投げ技を稽古しました。
特に相対稽古では、連打のパンチの対応の仕方を丁寧に稽古していただきました。
また、投げ技としては、現段階では、何もしていない相手に技をかける稽古として、小手返しと一教を行いました。さらに、小手返しでは、小手を返す際の崩しの技法を説明しました。
6/8 夜の稽古
今回、Uさんの紹介で20代の男性の体験者が来ました。
彼は、日々、ダンベルを使って鍛錬しているというだけで筋力は相当ありました。そこで、当会で9カ月目の女性と押し合いをしていただくことにしました。
小柄な女性ですが、体験者を圧倒して驚かせていました。半年前には腕立て伏せを1度もできなかったことを知ったらもっと驚いたでしょう。
体験者の人には、一通り、当会が行っている訓練を体験していただきました。筋力ではない世界を見た彼は、当会に入会していただけるのか次回が楽しみです。
できれば、このような屈強な男性だけでなく、当会のシステムを多くのか弱い女性に知っていただき、護身に役立てていただければと思うのですが、宣伝が下手で、まだ集まってはきませんが、なるべくブログなどで知らせて行きたいと考えています。
5/27 夜の部の稽古
5月27日夜の部の稽古 参加者は女子2名。
基本稽古(その場稽古、移動稽古、相対稽古)とリクエストに応えて、感覚トレーニングを行いました。
感覚トレーニングは、下記の映像のようなトレーニングです。
一見、気を使った飛ばしの映像のように見えますが、物理学的な原理と生理学的な原理と心理学的な原理を使ってやています。
技術にはちゃんとした根拠がありますから、少し稽古すればだれでもできる技術です。できる限り神秘的な解釈を少なくして稽古を行うのが当会の特徴です。
http://kenkogoshin.tank.jp/blog/wp-content/plugins/videopop_plus/videopop.php?vid=1369880116
当会の護身術の説明
当会では、合気道・気功・中国武術の動きを、十数年かけて研究し、力を用いない技術を科学的な根拠に基づいて分類し、わかりやすくまとめたものを護身術として教えています。
当会の技術は、一見とても不思議でわざとらしく見え、また、初めて技をかけられた人はキツネにつままれたような表情をします。
しかし、一見は特別な技術に見えても、物理学、生理学、心理学のいずれかで説明できるものばかりです。
ですから、女性・シニアの方・スポーツが苦手な方でも、無理なく学ぶことができます。
「クラスで2番目に強い」と小学部の生徒が自慢を!
護身術を教えておよそ2ヶ月目の小学6年生の子供が、「俺、クラスで2番目に強いんや」と自慢していました。仮にA君としておきます。このAくんは暴力はあまり好きでないタイプの子供で、体格は平均より少し大きめです。
話を聞くと、クラス1番は空手を数年やっている子供だそうで、空手の大会で入賞ばかりする子供だということですが、人と争うことはないそうです。A君はクラス2番の子供に喧嘩を売られて、この子供に勝ったことで、クラス2番になったそうです。
ことの顛末は、この元クラス2番の子供を仮にB君としておきますが、このB君は、少しヤンチャで、事あるごとに、おとなしい子供に理由もなく殴ったりけったりしていたそうです。しかし、喧嘩になると、誰もB君にかなわないので、ほとんどの子供は黙ってされるままになっていたそうです。
ところが、先日、このB君が、いつも他の生徒にしているように、理由もなく、A君に殴りかかってきました。そこで、A君は、とっさに護身の型を使って反撃したところ、B君を後方に吹っ飛ばし、倒してしまいました。驚くほど後ろに吹っ飛ばされて倒れたB君は、思いの外の出来事で、恐怖とともに力の差を思い知らされ、それ以来ずいぶんと大人しくなったとのことです。
喧嘩になるという間もなくあっけなく幕切れになったので、周りの子供たちがA君のパワーに驚いたそうです。
A君は平和主義ですから、他人に悪いことはしませんので、いじめられていた子供たちが喜んでいます。B君が悪さをしようとしても、A君が来ると大人しく引き下がるようになったとのことです。