皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。
さて、今回は情報についてお話ししたいと思います。武道を護身と考えたとき、この情報という要素が非常に大切になります。
そこで、今回は情報に関して述べて行きたいと思います。
情報次第で事実が曲げられる
最近、経済研究家の三橋貴明氏の「日本経済2020年危機ー経済学の嘘が日本を滅ぼす」という本を読みました。
そこでは、日本の借金1000兆円(国債)の実態が明かされ、日本はギリシャなどのように破綻することがない事実など、様々な統計資料によって示されていました。
例えば、1000兆円の借金のうち、日本銀行の持ち分が44%(現在は46.5%)で、紙幣を発行して買い取っているということです。
このように、政府が出す情報は、増税に都合の良い事実だけを国民に告げている実態が統計資料によって明らかにされていました。
といっても、政府はウソをいっているわけではありません。マスコミなどに流す情報が端折られた、増税に都合の良い情報を政府としての意見として述べているだけで、事実を伝えている訳ではありません。
ですから、財務省のページには国債所有者別内訳などちゃんと国民が見れるようになっています。
どう判断するかは国民にゆだねていますが、そこまで調べる国民は殆どいないのが現状で、政府の意見を事実としてとらえる人が大半です。
かくいう僕もそれが事実と思い込んでいて、そのため「増税はしかたがない」と思っていました。
情報を操作する
こういった政府の仕掛けるトリックに腹を立てても仕方がないのですが、僕たち武道をしている人間は、ここから学べることがあります。
相手を制するには、如何に情報を操作するかということです。
こういったやり取りを卑怯と思う人がいると思いますが、才能、体格、年齢、性別などの壁は、正直に言って正々堂々と真っ向から闘うというやり方では超えることが不可能です。
しかも、自分に危害を加えようとする相手に対して、正々堂々と素手で制するというのは非常に危険な行為です。
以前、非常に正義感の強い方が、新幹線で起こった無差別殺人を起こそうとした犯人に殺されたという話がありましたが、刃物相手に、素手で正々堂々と戦うのは心情的に理解できますが、護身術としては正しいとは言えません。
合気道は愛の武道だから、例え相手が武器を持っても、当て身技(合気道の打撃法)を使わず素手で相手を受け流して、相手へもケガをさせず制する必要があると考えている人が多いですが、そんなことは不可能です。
話はそれましたが、護身を考えたとき、如何に相手への情報をコントロールが大切です。
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