皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。
さて、NLP心理学は合気道と非常に相性がよいという話を前回しました。
今回は当面は、NLP心理学を合気道に関連づけて書いていきたいと思います。
現実は呼び方しだいで変化する
僕は、幼少のころから青年期にかけて非常に体が弱く、一番輝くはずの少年期・青年期は人生を諦めた悲惨な日々を送っていました。
ところが26歳の時に合気道の師匠・井口師範にお会いしてから、僕の人生が大きく変わりました。
僕の少年期・青年期は体が弱いゆえに様々な理不尽な目に遭ってきました。
暴力や恐喝などいろいろな目に遭いました。
また、小学校4年生の時には少年野球でバットで殴られ左目を失い、中学2年の時には、頭の手術で何か月も学校を休み、弱い体がさらに弱くなりました。
こういった少年期・青年期の様々な事件を点で考えると、本当に不幸としか言えないかもしれません。
しかし、合気道を軸に僕の人生を考えると全く違ったものになります。
それらの不幸な出来事の点を線で結んでみると、そういった体験が僕を合気道に導き、僕に健康に導いてくれました。
僕にとって、それらの不幸な出来事は、試練であったと言えます。
それは、僕を井口師範に結び付ける「神様の布石」とも考えられるからです。
このように苦しみを試練と捉えるだけで、「自分は神に選ばれし存在」と思えてくるから不思議です。
他人からすれば、単なるこじつけに聞えるかもしれませんが、それで僕の人生が鮮やかに彩られてきます。
合気道の本質は愛?
合気道開祖は「合気道は愛の武道」と言われています。
相手を制することを目的とした武道が「どうして愛?」と疑問を感じる人が多いでしょう。
しかし「武道は愛である」と捉えた時点で状況が変わってきます。
そうすると、さらに、「宇宙全体で考えたとき、宇宙の本質は愛」ということに変わってくるからです。
冷静に考えると、宇宙は破壊と創造を繰り返しているだけで、時には生命を破壊し、時には生命に恵みをもたらします。要するに、宇宙は善も悪もないといえるかもしれません。
ところが、宇宙に意識があると考えると、宇宙は創造のための破壊を行い、全てのものを進化発展へと導いているという捉えると、「宇宙の本質は調和と育むこと」といえます。
すると、「宇宙は愛が本質」ということに変わってきます。
宇宙の本質が愛であり、調和と育むことであるとするなら、それを武道に適用して、相手との調和を目指し、お互いに育て合うことを目標にするなら、それは宇宙的な愛ということです。
この発想から、合気道の相手への考え方が変わり、対抗ではなく、相手を受け入れることが合気道の技の本質となるのです。
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