【複数ある人体の気の場】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

さて、前回は相手の骨格に合わせるという話をしましたが、今回は相手の気に合わせるということで述べていきたいと思いますが、今回は人体を取り巻く気の構造についてお話しします。

 


気の場

 

以前にもお伝えしたように、人体の周囲には人体を覆うように気の場があります。

しかも、人体を覆う気の場は、一つではなく、複数あります。

この気の場を見ることができる人は殆どいないと思います。この文章を書いている僕にも見ることはできないのです。

スピリチャル系の人でも、合気道で使うこの気の場の構造を指摘する人は殆どいません。

唯一、神智学の方で、この考えに近いものがありますが、利用法は全く違います。

実は、体で感じる井口師範からは、気の多重構造についてお話しいただけませんでした。

しかし、井口師範からお話を受けて、整理すると、どうしても気が多重構造をしているとしか考えられず、僕はかなり矛盾点に悩まされました。

そして神智学を勉強して始めて、なるほどと思うことができました。

そして、この気の場は、分かるものから説明を受けると誰でも感じることができます。

ただ、気の場の多重構造は感じられなくても、多くの人はこの気の一部は日常生活で人と関わりを持ったときに時々感じています。

例えば、自分の目の前に人が立つと、非常に鬱陶しい感じを受けます。

特に相手との距離が短くなると、何か圧力のようなものを感じることがあると思います。

これが気の場であり、心理学ではパーソナルスペースといわれるものです。

合気道では、このような気の場と感じられるものが多重構造をしていると考えるわけです。


合気道で用いる3つの気の場

 

合気道で用いる気の場としては、人の意識に直結して動く気の層、人の身体の感覚に直結している層、身体の動きに直結している層などが、合気道で合わせる気となります。

また、スピリチャル系の人が感じる気の場は、概ね相手の性格や性質に直結した気の層のようで、これには色がついていたりするようですが、僕たちが技で使う気の層とは別です。

ちなみに、意識に直結している気の層というのが、先ほどお話ししたパーソナルスペースです。

このパーソナルスペースは、非常に厄介で、相手の気のパワーが強いと、自分の意識が萎縮します。

意識が萎縮すると、身体の内部の気が隠れてしまい、体の動きに制約がでます。

そのため、井口師範の秘伝には、人形の目という特殊な目をすることで、意識に直結して動く気の層をできるかぎり、消す技術もあります。

このように、気の場の知識があることで、自分の気の場と相手の気の場の両方をコントロールすることが可能になります。


 

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