護身術と生活の護身

かなり、記事を書くのが少し滞っています。
本ブログに興味を持っていただいている方には、すこし残念な思いをさせており、申し訳ありません。

その理由として2つあります。
一つ目は、当会に達人レベルの人が月に一度訪れるため、その方に合わせるように、当会会員優先でかなり秘匿性の高い技術を指導しはじめたので、中々一般向けの記事がかけなくて滞っております。

それともう一点は、生活護身に力をいれだしたためそちらの考証に時間がかかっているためです。

また、4月過ぎたころから、一般的な内容が書けるとおもいますのでお楽しみにおまちください。

秘匿性の高い技術というのは、先日から少し出している「気の構造」を使った技術です。

この気の構造を使った技術も、どの本にものっていない独自の理論で、皆様も初耳となるような内容だったでしょう。

ですから私のような達人ではない人間が、公開するにはかなり勇気が言ったのですが、思った以上に好評でした。

それどころか多くの人から共感をいただき、私自身大変驚いています。

余りにも突飛な理論ですので、当会では高段者になった人にだけ伝えようと温存しておいたものですが、丁度、ハイレベルの人が訪れるようになり、この理論をお話しすると
非常に理にかなったものとおっしゃられ、大変興味をもたれたため今、とりあえずということで、会員のみに伝授をはじめました。

もうしばらくすると、この理論の公開を閉じ、通常の稽古にもどりたいと考えています。

それから、「生活護身」という点ですが、
今後、少子高齢化社会の日本で起こりうる経済に関する不安に対処すべく動いています。

海外から「東京五輪の後の日本はもう落ちる一方」という烙印をおされているのは皆様の耳にもはいってきていると思います。

でも、多くは「何とかなるだろう」と楽観的な状況じゃないでしょうか?
これは、護身術という点でも、「ナイフで脅されたら、走って逃げればいい」という発想に似ています。

ところが、アキバ通り魔殺人事件では、多くの人がそれを実行して後ろから刺さされています。

ナイフをもって殺そうとしている相手に背を向けて走り出そうとしたら遅いのです。

相手は前進、自分は止まって、後ろを振り向いて、走り出す。

相手の1つの動作に対して、逃げる側は3つの動作が必要になります。
それでは遅いのです。

そこで、それを想定した稽古をしておく必要があります。

経済でも同様で、日本がダメになると目に見えてきた時点ではもう遅いと私は考えます。

私の師の合気道では、相手が自分に直撃できる距離からの対処は遅いと教えています。

「その前から、相手に合わせるという意識が大事」と教えられました。

極端に言うと、体術としての護身術は、実際に使う可能性は非常に少ないですが、
少子高齢化を迎える日本では、経済の護身は必ず必要となる技術です。

そこで、現在、様々な点から、自分の将来の経済状況を護り、作り出せる環境を試行錯誤しております。

その点に関して、4月までは、護身術というより生活護身に関した情報をアップするかもしれませんが、皆様もどうかそういった点を考えて、将来を安泰に暮らせるように
してください。