【合わせる】

皆さん、お元気ですか? 僕はかなり元気です。

今日は、合わせるということについて、話したいと思います。


勝速日

合わせるというと技術的には非常にたくさんありますが、相手自身の動きに合わせるということが最も大切です。

武道では、先手を取ることが大切と言われます。それで、先の先、後の先、先々の先など3種類の先があり、戦術的にどの先を使うかというのが武道の醍醐味なわけです。

ところが合気道では先を超えて、勝速日という考えで行います。勝速日では、相手と対面した時点で既に勝っている状態をいうと聞いています。

これは何かというと、言い方を変えると、結果からの逆算をして、今動であるべきかを考えるということです。

結果というのは相手に勝っている状態です


結果から逆算

相手に勝っている状態というとよく誤解されるのが、相手を投げ飛ばしたばかりのところをイメージしますが、僕の師匠・井口師範は、投げたり固めたりは枝葉と、単に付け足しに過ぎないといっています。

要はその前の段階で既に勝っている状態をつくらないといけないということです。そこが結果です。

その結果になるようにゴールから逆算して、自分の動きを決めるというのが勝速日です。

そのため、相手の動き出す前から相手を観察して、相手の動き出した時点では、想定した結果になるように動き出す必要があるわけですが、これを合わせというものです。

これが宇宙と合わせるということです。相手が決まった時点で、我と相手との空間即ち宇宙が出来ていてその相手と自分が作る宇宙を如何に動かすことで相手が動くかを想定することなのです。


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【世界とつながる】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

さて、 実は面白いイベントがあるのを発見しました。世界の人が同時に瞑想するというイベントです。 合気道の最も大切な点というのは、結びです。

宇宙と結ばれたり、人と結ばれたりするのが合気道の目的ですので、世界の100万人が同時に瞑想するこのイベントに参加するというのは、世界の100万人と結ばれるチャンスだと思いませんか?

深層意識で世界と結ぶというのは実際に行ったことがないので、ちょっと、このブログと趣旨が異なりますが、非常に面白いと僕個人的に思っています。

それで、より多くの人が、瞑想でつながれば素敵だなと思ったわけです。

この瞑想の意義・やり方は以下の通りです。以下はhttps://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=FtLpmtHbniQ&feature=emb_logoの引用文です。


新型コロナで世界的なパンデミックになっています。多くの国で感染拡大が制御不能になっています。これは人類文明レベルの災害です。日常生活に大きく影響が出ています。株式市場は急落しています。

経済は景気後退に陥っています。死亡者数は増え続けています。このパンデミックで亡くなった人たちは単なる数字上の問題ではありません。

生きた人間だったのです。父であり、母であり、兄弟であり、友人です。パンデミックのせいで数多くの人が家族を失いました。にもかかわらずこの災難は続いています。


人類の未来のために、命を大切にそして命を愛する全ての人に、このパンデミックを終わらせるための100万人の集団瞑想への参加を呼びかけます。


集団瞑想のポジティブな効果が科学的に証明されています。人間は量子フィールドに影響を与えることができます。同一時間に一定数の人が同一の意図を表明すると、物質世界の現実を変化させるエネルギーを生み出します。集団瞑想は量子フィールドにおける連鎖反応を生み出します。人類社会のタイムラインを変えることができます。


この瞑想を木星と冥王星がコンジャンクションとなる瞬間に行います。瞑想のパワーが何倍にも増幅されます。


この動画を多くの人へ拡散してください。友人や家族に瞑想に参加してもらいましょう。全ての人が自分のパワーを発揮するとき、画期的な成果を生み出します。地球からコロナウイルスを完全に消滅させることができます。母なる地球に明るい未来が生まれます。


集団瞑想の時刻
東京は4月5日午前11時45分開始です。

この瞑想を瞑想指示通りに同一時刻に行ってください。この動画の最後にある瞑想の音声ガイドを聞きながら参加できます。
瞑想指示(瞑想時間は20分が目安です。)
この瞑想の日本語音声ガイドはこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=ciO5H…

  1. 自分なりのやりかたでリラックスした意識状態になります。
  2. 地球を最適なタイムラインへと移行させるためのツールとして、またコロナウイルスの完全除去のためのツールとして、この瞑想を行う意図を表明します。
  3. 白く輝く光の柱が宇宙のセントラルサンから発せられて、次にこの宇宙の全ての銀河のセントラルサンにそれが分配される様子を視覚化してください。次に、この光が銀河のセントラルサンを通って、私たちの銀河に入り、次に太陽系に入り太陽系内部の全ての光の生命体を通って、地球の全ての生命体と自分のカラダを通り、地球の中心まで届く様子を視覚化してください。
  4. この光が、地球に残存する全てのコロナウイルスを変容させて、全ての感染地域を除染し、全ての感染者をヒーリングし、感染に関連する恐怖心全てを除去して安定性を回復する様子を視覚化してください。
  5. 地球で発生する事象の経過は最良のタイムラインへの移行に向けられたものであり、全ての感染を避け、全ての戦争を回避し、全ての地球支配から逃れる方向に移行する様子を視覚化してください。白、ピンク、青、金の光が全ての不平等を解消し、全ての貧困を改善し、全人類に豊かさをもたらす様子を視覚化してください。水瓶座の時代の大きな宇宙サイクルが新たに始まって、地球の全ての生命体に純粋な光と愛と幸福をもたらす様子を視覚化してください。

引用元:https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=FtLpmtHbniQ&feature=emb_logo


趣旨に賛同できると思ったのでシェアしました。

【相手の良いところを探す】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

今回は取りと受けについて話したいと思います。今回は自分の指導方法でも反省すべき点について、書いていこうと思っています。


本来、形稽古は互いに高め合う

古い合気道では、試合形式の稽古を完全に否定して、形稽古だけに専念して、武道としての技術を磨いていきます。

形稽古では、取りと受けを決め、それぞれ交代することで、互いの目ざす稽古を行っていきます。

時には、初心者と組むこともあれば、上級者と組むこともあり、さまざまな相手と組むことが大切と言われています。

どの相手においても、取りでも受けでもどちらの役回りでも、相手の武道的成長を目指す必要があります。

特に、難しいのは自分より未熟な相手と組むときに注意すべき点です。

何故難しいかというと、教えるだけではいけないと言われるのです。相手の良い部分を認め、その上でできていないところを導くというのが理想とされています。

これは実は指導者となっても、どうしても相手の欠点が目につき、ついその点だけを注意してしまいがちです。そのため相手の良い点を見つけるのが非常に難しくなります。


よく見ていると良い点がわかる

本当は、技について分かっていればいるほど、相手の良い点が見つけられ、初心者であっても、いいと思える点があります。

ところが、実力の低い相手だと、プライドが邪魔することもあるでしょうが、実際は相手の悪い点ばかりが気になるというのが本当でしょう。それで、つい悪いところのみ注意したくなります。

その結果、悪いところを直そうとして、せっかく出来ていた良いところができなくなってしまうことが良くあります。

また、それは結果を気にし過ぎて、相手の技の途中が見えていない証拠です。要するに相手の技全体が見えていないということです。

ですから、相手の良いところを見つけるというのは、相手の技が見ているということですので、かなり進歩した人であると言えます。「相手のどこができていて、どこができていないか?」を見分けることができるということは、見る力が非常に高いということです。

少し合気道の技が分かるようになると、相手の欠点が見えてきます。それでついそこを指摘したくなりますが、そういうときは実は自分はまだ分かっていないということなのです。

そのため相手のどこが良いかという見方ができるのは非常に自分の進歩にとってよいことです。


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【脱力の科学】3

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

さて、まずは、前回までの話をまとめると次のようになります。

  • 脱力は、筋肉を使うための準備
  • 体を動かすのは結局筋肉
  • 筋肉はある方向に力を入れるとすぐに変えられない
  • 力を入れた状態で方向を変える場合、別の筋肉を使う
  • 自分が相手の安定を保つ支えになるのを防ぐためには脱力するのがよい

さらに今回は、脱力の違った理由を話したいと思います。


意識が感じたところに向かう

人間は、外部からの情報を五感から受け取っています。五感は人が生きていく上で非常に重要なので、意識がその五感でどこが大切かと感じたとき、すべての感覚がその場所に集中するようになっています。

例えば、 ケガをしてかなり痛いと思っているとき、自分の関心のある話題がラジオから流れると、痛みを忘れそれに聞き入ったりしてしまうことは誰でも一度は経験したことがあるでしょう。

このように、体感覚に意識がいっていても、聴覚に意識をもっていくと体感覚が消えたり、視覚が消えたりなど起こることは日常誰でも経験することですね。

また、どこかの角に足の指をぶつけたとき、全身の筋肉が緊張して、その腕で足をかばいます。

これは筋肉を緊張させることで、意識を筋肉に向かわせ、痛みを感じるのを無意識で少なくしようとしているからです。

このことからもわかるように、力を入れる問題点は、意識が力感に囚われ、他の情報が入らなくなる点にあります。


脱力は相手の情報を得るため!

脱力は相手の情報を得るのに非常に重要ということが言えます。

そのため、合気道では力を抜くことを教えるのです。力が抜くと気が流れ、気のパワーで相手を倒すというのであれば、相手に持たれることもない状態で気を出して倒せばもっといいではないかといえます。

確かに、空間に気を伝える方法も秘伝ではありますが、僕が受けている秘伝の気を空間に伝える技術は、心理学的に十分説明できるものなのです。

ですから、サイコキネシスを気で説明する人がいますが、そういった気の使い方と、合気道ので相手と接触して使う気は根本的に違ったものだと思われます。

僕の個人的な意見ですが、サイコキネシスが使えるのは、一部の才能がある人だけで、そんなものを使うのではなく、筋肉の合理的な使い方を考えた方が上達が早いというのが僕の結論です。

脱力を説明する人には、力感の感じない筋肉である伸筋を使うと説明することもありますが、これは上記の考えに一致していますので、そういった一面もあるが、それだけではないというのも僕の意見です。


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【脱力の科学】2

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

さて、今日は脱力の科学の2回目です。


力をいれていると!?

筋肉の構造上、ある一定の方向に力をいれると、その状態で別の方向には力が入らないようになっています。要するにリセットをする必要がある訳です。

そのため、相手と力比べをしていると、お互いが支え合い、硬直状態になることが多いわけです。

その硬直状態から抜け出すためには、相手よりも自分の方が筋力が上である必要があります。

合気道の稽古で、ワザと相手に逆らってもらって、それに対抗する稽古をする道場もありますが、力対力での対立をしている場合、やはり筋力が上の人が勝つことになります。

そういう中で、筋力では上の相手でも、簡単に勝つ人がいます。これは固定している部分は相手への抵抗に、力が抜けて動かせる部分からアプローチをしているのです。

理屈抜きでこういうことをやれる人が時々いますが、非常に恵まれた才能がある人で感覚でやってしまえる人ですが、これが分かっていると、「相手の土俵で闘わない」という意味がわかるでしょう。

ただ、この場合は、ある程度の筋力が必要ですから、今回のテーマの力を抜くというのとはちがいます。


力を抜くのは準備

合気道は集中力といわれた合気道の師範の方がいらっしゃいました。まさに、その通りだと思います。

その師範によれば、「一点に集中する」その集中力で技を出すといわれています。

ところが、問題はどこに集中するかという点です。

特に多くの人が誤る大きな間違いがあります。それは、後手に回って、相手とぶつかった点に対して集中してしまうことです。

いくら集中力があっても、先手を取った腕力のある相手だと勝つことができません。

人間は、最も安定した位置を取って、腕力を使おうとします。ですから当然、相手は一番安定をしている場所に陣取っているわけで、自分が遅れてそこに集中しようとすると、相手は当然察知して、微妙に力の入れる位置を変える動きをします。

すると、その結果、コチラが力を入れたはずの位置と違うところに移動することになるので、わずかにバランスの悪い状態で相手に対抗することになります。

技が優れている相手だと、動きは非常に小さく、自分がバランスを失っていることすらわからないレベルで位置が帰られています。

そんな状況では、自分より腕力の勝る相手にかなう訳がありません。

そこで、相手が最高のバランスにならないようにするにはどうするかという問題を解決するのが、力をぬくということです。

それで、相手は、逆らってもらって、初めてそれを支えに安定することができるからです。要するに「ノレンに腕押し」の状態を作るのです。

さらに、も一点は、コチラが力を抜いているということは、タイミングが必要なときほど、力をいれるべき時期を見計らうことができます。

力を抜くというのは、力を入れるべき時を見計らうということです。


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【脱力の科学】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

さて、合気道ではよく力を抜けと言われます。力を抜くと気が出るからと言われますが、不思議な気というエネルギーを考えなくても、これは生理学的、心理学的理由があります。

今回か、何度かに分けて生理学的・心理学的に考えた力を抜くということについて話したいと思います。


人は筋肉で動く!

何十年も昔でどの雑誌か忘れましたが、ある合気道の師範が書いた雑誌の記事で、「赤子が一番強い」という話が載っていました。

それは赤ちゃんが高いところから落ちても、大人が落ちた場合に比べて、非常にケガが少ないという前提から話をはじめていました。

その話は、経験からではなく、多分頭で考えて導き出した答えだと推測できました。

それは、赤ちゃんは高いところから落ちてもケガが少ないが、大人、特に老人は生死にかかわるケガをするという内容から で、本人が見た内容ではなかったからです。

その理由としてその師範が上げていることは、赤ちゃんは力が抜けているから、どんな大きな衝撃でも吸収するからということでした。

そういわれると、成る程と思われる人が多いようです。

ところが、当時、僕の知り合いに、おじさんが抱っこしようと、お母さんからその子を受け取ろうとして、地面に落としてしまって、その晩に高熱を発し、脳性まひになった人がいましたので、その話に対して同意できませんでした。

その方の言いたかったことは、力を抜くと強くなるということを主張したかったのでしょうし、雑誌に記事が載るということはかなりの実力者でもあったのだと思いますが、例えば、極端すぎて、全く納得できない内容だと感じました。

当時、師匠にその話をすると、大笑いして、「赤ちゃんが一番強いのなら、バンバン人を投げ飛ばすはずやなぁ。合気道のこと何もわかっとらん」とおっしゃいました。


力を抜くのはぶつかりを避けるため

合気道指導者で極端な人は「合気道は筋肉を使わずに気を使う」と指導します。ちなみに、中国拳法では「筋肉や骨に気を通す」と教えています。

この考えの違いは非常に大きく、井口師範のお考えも後者でしたので、合気道の指導者が全て前者といっているわけではありませんので誤解しないでほしいと思います。

僕の主張は、人が動くには、気を使おうが使わまいが、筋肉が動く必要があるという点をまず述べたかったのです。

その理由として、事故などで半身麻痺を起こしている人が、いくら手に気を流しても、手は動かないという事実があるからです。

中国拳法の方では、エネルギーの使う純度を神、気、精と分けていて、神が通らなければ気が流れないという思想がり、神経というのは神を伝える道なので、半身麻痺で体が動かない理由が説明できますが、「筋肉を使わず気を使う」という思想にはそれができません。

人が手を上げ下げするにも必ず筋肉の運動が関わってきているのです。

ですから、手を挙げるのに100キログラムの力は必要ありませんが、動くには筋肉の伸縮が関わっているので、ここを間違うと、何故力を抜くのかというのが分からなくなります。

次回は、力を抜く理由を生理学的、心理学的に説明していきたいと思います。


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【見てはいけない】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

さて、今回も「相手の土俵で闘わない」に関連して、意識の持ち方について話したいと思います。


見てはいけない理由

人は、フォーカスした点を思考の中心と据えます。

人は、生まれてから物を認知できるようになると、それ以来ずっとあらゆる行為において、意識するものを視線の中心において生活しています。。

例えば、本を読むという行為でも、情報を取得している文字に視線の中心がおかれます。

絵を見るときも、大切なのはフォロースルーと言って、視線が進むルートです。良い絵は、視線を上手く導き、立体感のある絵なら奥行きを作り出したり、深みを出したりしています。

このように視線というのは常に思考の中心にある訳です。

例えば短刀取りを行うとき、短刀を視界の中心に据えると、意識は短刀に固定され、短刀に関連した情報を記憶から引き出され、それにより意識はさらに短刀に引き寄せられます。

このように、視線の向かうところ必ず思考が伴います。

ですから、片手取りの際に掴まれた手首を見て技を掛ける人がいますが、根本的に間違いです。


見ないとわからないという幻想

このように話をすると見ないと、見ないと分からないという意識が働くと思いますが、全く見ないわけではなく、視界の中心に入れないということです。

そのため、視野を広くして、視界の端に入れておくだけで、判断できるように日ごろから目を鍛えておく必要があります。

そして、意識の中心を相手を攻撃することにもってい行きます。

そこで、当て身という打撃技が必要になります。例え、当て身で相手に直接打撃を与えなくても、攻撃の意図を相手に出すことで、相手には非常に意識的な圧力がかかります。

私の師匠・井口師範は合気道開祖は形稽古においても当て身を用いるようにいつも言っておられたといいます。これが当て身の効用です。

当て身をすることで、意識は相手の攻撃箇所から離れるとともに、相手に圧力をかけるいう2つのメリットがあります。

要は当て身は心理作戦の一環なわけです。

そうすることで、技を掛ける意識は、相手との接点から離れます。意識が接点にあると、コチラのしようとすることを相手は簡単に察知できますが、意識が接点にないと、視覚から判断するしかないため、動作が遅れます。

相手の動作が遅れるということは、技がかけやすくなるということです。これが相手の土俵で闘わないということです。


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【コマンドRCVスターダスト】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

さて、今回は、ちょっと武道から離れて、怪しげなプロトコルの話をします。

というのが、僕は数日前に非常に不思議な体験をしたので、シェアしたいと思います。


宇宙人のギフトという怪しげなサイト


さて、数か月前に弟子の当て身(合気道の打撃法)の稽古で、パンチをパンチングミットで受けていて肘を痛めました。


その上、僕の本業がリラクゼーションマッサージなので、かなり腕を使うため、肘がドンドンと悪くなり、最近では腕立て伏せすらできない状況でした。

それで、僕のマッサージの師匠に見てもらったのですが、一時的には痛みが半減したのですが腕立て伏せをするまで回復ができませんでした。それで、整形外科に行ったり、有名な整体や有名な整骨院に行ったりとしましたが、まったく良くならなかったのです。

ところが、先日、新型コロナウィルス関連の記事を検索しているところ、偶然、怪しげなサイトを発見しました。

そこで、「コマンドPBスターダスト」と3回唱えると、痛みが激減するということが書いてありました。

僕は思いました。
『こんなので医者や他の治療家も治せん肘のいたみが消えたら苦労せんやろ』

でも、3回唱えるだけなら、まあ一応唱えておいても損はなかろうと考え、心の中で「コマンドPBスターダスト」と唱えました。

ところが、そう唱えても、肘を動かすと相変わらずの痛さで、絶対に腕立て伏せができる状況ではないのは変わりありません。


「まあ、罪のないいたずら的なホームページか」
と思って軽く笑って、せっせと他の記事が書かれているページを探しました。

ところが、翌朝起きてみると、

なっ、なっ、何と!
 肘の痛みが全く無い!

僕は、恐る恐るいろいろな方向に肘を動かして見ましたが、痛みが全く感じません。

道場では痛いのを我慢してパンチをやっていましたが、パンチをしても痛みがありません。

試しに腕立て伏せをしてみましたがやはり問題なくできる。冗談抜きに痛みが消えたので非常に不思議に思いました。

たまたま、痛みが消える時期に来ていたとも考えられますが、前日はあれ程痛かったのだから、あまりにも偶然とは考え難いというのが僕の偽れざる感想です。


宇宙人はいるのか?

誰でも、そんな怪しげなサイトを見ても、普通は絶対に信じないですよね。ですから、自己暗示で片づける問題では無いように思います。

それに宇宙人なんて、アニメかサイエンスフィクションの世界と僕は馬鹿にしているところがあったので本当にびっくりです。

しかし、もしこれが真実なら、宇宙人のギフトは非常に有効なものかもしれません。もし、読者の方の中で、どこか痛みがある場合、「コマンドPBスターダスト」と心の中で3回唱えてみてください。

それで痛みがなくなったならどうか、コメントに連絡してください。

これとは別に、新型コロナウィルスを中和して、不活性にするプロトコルもそこに発表していました。

「コマンドRCVスターダスト」です。これを3度心の中で唱えると自分の周りの新型コロナウィルスが不活性化するそうです。

今そのHPがどこにあったのか履歴とか探しているのですが見当たりません。しかし、そのソースとなったページがみつかりました。

興味があればどうぞ!
非常に怪しいですが、コロナウィルスは世界を裏で牛耳っている闇の組織が関与していて、よい宇宙人とレジスタンスが協力してその打倒を試みている云々…

Prepare for Change Japan

ちなみに、これに似たことを国際派のジャーナリスト・ベンジャミンフルフォードさんが話しているので参考に

肘の痛みが消滅し、宇宙人を信じてみたい気になりました。

もし世界が変わるなら面白い! 今回はそう思って、怪しげな話をしましが、次回はまた技術的な話に戻ります。


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【〇△□の話】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

さて、今回は合気道開祖が話されていた〇△□ということについて考えていきたいと思います。


禅の〇△□の話

合気道開祖はよく〇△□という言葉を話されたと聞きます。そして、開祖は、いろいろな場面でその表現を使われ、また聞く人によって違うように話されたようです。

それは僕の師匠・井口師範も同じで、ところどころで〇△□の話をされましたが、その場その場でやはり違ったことを話され、頭が混乱したのを思い出します。

ところで、禅の方では、〇△□ということで禅の世界を表現するというものがあります。〇は悟りの世界、△は禅、□はその人の囚われている心を意味します。

要するに、囚われた世界にいる人が、禅を行うことで、自由な世界に入ることができるという話なわけです。

では合気道ではどうかというと、合気道開祖は〇△□を使ってさまざまな説明をされていて、非常に分かりにくいというのが現状です。


一つの悟りが連綿と他へ繋がっていく

開祖の口述として有名な「合気道神髄」という本があります。この本にも〇△□は何か所かでてきますが、いくら読んでもさっぱりわかりませんでした。

それで井口師範にお伺いしてみましたところ、
「一つの悟りが他につながっていくのが合気道。これという〇△□の正解は無いもんや。本まは人それぞれ全部答えが違う。答えが違って、自分の答えが出たときに、またいろんな現実とつながっていくもんや」
と、おっしゃいました。

それで、一つの答えとして、例えば〇は宇宙の本質、△は気、□はこの世界と考えると、合気道は、気でこの世界と宇宙をつないているものと解釈できるといわれました。

この解釈に近い解釈を、実は開祖のご子息である二代目吉祥丸道主も「合気道教範」で述べられています。

「〇は心の安静を意味し。心の安静によって円熟した万枝を生み出せる。□は体、△は気を意味する。故に□の体に△の気を備えれば天地自然と一体化した敗れざる三角体の姿勢となる。これは開祖が常に説いた事である」『合気道教範284p』

他の師範たちは、これに対して批判的な立場をとられている方もいらっしゃいますが、息子である吉祥丸道主がやはり、開祖と誰よりもそばで見てこられたかたですから、間違いであるというのはおかしいと僕は考えます。

井口師範が一例で出した答えは、要するにものごとを3つの相反する違った要素からとらえて、一つにまとめることで、より深い理解ができると捉えると、どの答えも間違いではない。

それにより、より深い理解が生まれると捉えると、〇△□もあらゆる面で活きてくると考えられます。

例えば、三位一体という言葉も、〇△□かというようになります。要するにどれが〇で、どれが△でどれが□かというのはそれほど重要ではなくなるわけです。

それぞれの人が自分なりに納得すればよいということです。それが悟りなんでしょう。


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【合気道の本質とは?】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

さて、前回は合気道は「ゴールからの逆算」をする武道だという話をしましたが、今回は、そのゴールとは何だろうかという点が重要です。それは合気道の本質がどこにあるかを示すからです。


合気道は最初から勝っている

僕はかつて、合気道を始めたとき、合気道関連の書籍を沢山読みました。その中で、開祖に関して書いた本で「合気道は最初から勝っている」ということを書いていました。

その本が今はどこのだれが書いた本なのかは全く分からないのですが、「勝っているイメージ」が初めになり、「それを実現している」だけだと書かれていて、『なるほど』と感心して、当時そいうイメージを作ろうと苦労していました。

「イメージが明瞭なら相手に確実に勝てる」と言われると確かにその通りだと思っていたのですが、僕は大きな勘違いをしていました。

というのは、相手に勝つイメージというのが非常に曖昧な定義だからです。

そのため、僕は相手を地面に倒したイメージ、要するに形の最後の部分をイメージしていたのです。

でも、形の終末のイメージを持っていたも、途中、相手をそのイメージにどう結び付けていくかが明確ではないので、体が動くわけがありません。

その辺りを間違っていたため、これは単に理想を言っているに過ぎないと僕は考えてしまいました。


本質を見極める!

僕の師匠である井口師範は「投げたり、固めたりは単なる枝葉。もっと本質を見ないとあかん」と言われました。

実は、ここに「ゴールからの逆算」の答えがあったのです。

ですから、僕たちは、どうしても見た目のゴールを追求してしまいますが、本質はそこにはないのです。

例えば、誰でもお金は欲しいですよね。でも、本質は、自分のある気持ちを満足させたいだけなんです。

実は深層心理学的にみるとその人はお金が目的じゃない。お金があることでその人のある気持ちが満足できるわけです。

例えば、どうしてお金が欲しいのかを考えたとき、「お金があったらモテるから」という人がいるとすると、その人の目的はモテることなのです。

さらに、どうしてモテたいのかという質問をしていくと、性欲を満たしたいというのもあるかもしれませんが、それなら、高級風俗店に行けば女優クラスの美人で性欲を満たすこともできるでしょう。

しかし、もっと深層心理を見てみると、女の人に認められたいという自己重要性という感情の根本的ニーズに行きつきます。

要するに、自己重要性と性欲が結びついていますが、最終的には「認められた自分を実現したい」というのがその人の感情ということになります。

すると、その人がいくらお金を持っても女性が寄ってきても、決して幸せになることはありません。何故なら、その人がモテているのではなく、お金がモテているという現実に直面するからです。

すると、お金を稼ぐより、モテる方法を探す方が満足度が上がる可能性が高いといえます。

このように人間というのは、本質より結果を重視するあまり、目のつけるところが形にこだわってしまうわけです。

合気道では、本質は合わせにあるということです。ですから、相手に合わせた時点で合気道の本来の目的が達成しているのです。

すると、ゴールが合わせた地点ということがわかれば、そこから逆算して自分の行動を決めればよいわけです。


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