【脱力の科学】3

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

さて、まずは、前回までの話をまとめると次のようになります。

  • 脱力は、筋肉を使うための準備
  • 体を動かすのは結局筋肉
  • 筋肉はある方向に力を入れるとすぐに変えられない
  • 力を入れた状態で方向を変える場合、別の筋肉を使う
  • 自分が相手の安定を保つ支えになるのを防ぐためには脱力するのがよい

さらに今回は、脱力の違った理由を話したいと思います。


意識が感じたところに向かう

人間は、外部からの情報を五感から受け取っています。五感は人が生きていく上で非常に重要なので、意識がその五感でどこが大切かと感じたとき、すべての感覚がその場所に集中するようになっています。

例えば、 ケガをしてかなり痛いと思っているとき、自分の関心のある話題がラジオから流れると、痛みを忘れそれに聞き入ったりしてしまうことは誰でも一度は経験したことがあるでしょう。

このように、体感覚に意識がいっていても、聴覚に意識をもっていくと体感覚が消えたり、視覚が消えたりなど起こることは日常誰でも経験することですね。

また、どこかの角に足の指をぶつけたとき、全身の筋肉が緊張して、その腕で足をかばいます。

これは筋肉を緊張させることで、意識を筋肉に向かわせ、痛みを感じるのを無意識で少なくしようとしているからです。

このことからもわかるように、力を入れる問題点は、意識が力感に囚われ、他の情報が入らなくなる点にあります。


脱力は相手の情報を得るため!

脱力は相手の情報を得るのに非常に重要ということが言えます。

そのため、合気道では力を抜くことを教えるのです。力が抜くと気が流れ、気のパワーで相手を倒すというのであれば、相手に持たれることもない状態で気を出して倒せばもっといいではないかといえます。

確かに、空間に気を伝える方法も秘伝ではありますが、僕が受けている秘伝の気を空間に伝える技術は、心理学的に十分説明できるものなのです。

ですから、サイコキネシスを気で説明する人がいますが、そういった気の使い方と、合気道ので相手と接触して使う気は根本的に違ったものだと思われます。

僕の個人的な意見ですが、サイコキネシスが使えるのは、一部の才能がある人だけで、そんなものを使うのではなく、筋肉の合理的な使い方を考えた方が上達が早いというのが僕の結論です。

脱力を説明する人には、力感の感じない筋肉である伸筋を使うと説明することもありますが、これは上記の考えに一致していますので、そういった一面もあるが、それだけではないというのも僕の意見です。


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