カテゴリー別アーカイブ: 当会の技術について

【合気道の形稽古のプロセス3】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

さて、今日は合気道の形稽古のプロセスで、第三段階目について話します。


相手の兆しをとらえる

 

第三段階のプロセスでは相手の兆しをとらえることが必要になります。

井口師範はその兆しをとらえることを「相手が気を差したら、すぐに行動を起こさなあかん。それが入り身の呼吸や」とおっしゃられたことがあります。

実は、気を出さない特別な訓練をしたしかもかなりの手練れの人以外は、通常は何か動作しようとしたときに、必ず兆しとともなって、動作前に気を出します。

その気を捉えて、動き出せというのが井口師範の「気が差したら」ということでした。

しかし、読者の皆さん、気なんてわからないと思われている方がおられると思いますが、実は、よくよく人を観察したとき、何か行動を起こそうとしたとき、微妙に体が動き、それから行動が起こるものです。

その微妙な動きをよく観察して、微妙な動きが起こったときに行動を起こすということをしていると、相手よりも先に動くことができます。

しかし、これには目でみるという感覚ではなく、目で感じるというように、視覚を体感覚に変換する訓練が必要です。

 


視覚より体感覚の方が反応が早い

 

通常、あまり視覚と体感覚に関して比較をしたことのある人は少ないのではないでしょうか?

ところが、武道をしていると、視覚に頼るとどうしても遅れが生じます。

その実験として、二人一組になって向かい合い、一方の人が掌を上に、他方の人は掌下にしておきます。

次に、掌が上を向いている人が、手を動かすので、それを目でよく見て動いた方向に合わせて、相手の掌に自分の掌を乗せている人が手を素早く動かすというのをやってみてください。

手を先に動かす人は相手に読まれないようにフェイントをいれたりして、追従させないように移動させましょう。

目でとらえようとすると、あっという間に手が離れてしまいます。

次に、相手の掌に追従する人は目を閉じて、掌に伝わってくる感覚で相手についていくことに収集しましょう。

すると、さっきまで追従できなかった相手の動きが、手に取るようにわかったと思います。

体は体感覚で動かされていますから、視覚を通すとどうしても思考が間に入り遅れがでるのです。

そのため、視覚より体感覚を優先する必要があるのですが、合気道では、視覚を体感覚として感じるという秘伝というか考えがあります。

これを実現するには、相手をよく観察するということで訓練していくしかありません。

僕の場合、横断歩道で赤信号から青信号に変わった瞬間、人はどう行動するかを観察して、稽古した覚えがあります。

よく観察すると、なるほどこのタイミングかというのが分かります。

 


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【合気道の形稽古の第二プロセス:準備】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

さて、今回は合気道の形稽古の第二プロセスについて話したいと思います。

 


向かい合った時点が第二プロセス

合気道では、相手とあいさつをして、2メートルの距離、即ち畳一つ分を隔てて、互いに相半身で相対します。

相半身というのは、互いに同じ足を前にして、共に半身の構えをとることです。

通常はこの時点が始まりと思われてますが、実はこの時点では、もうすでに第二プロセスに入っているのです。

このプロセスでは 、情報の遮断をしつつも 相手の攻撃に いつでも対処できる 体の状態を作っておく必要があります。

まず体の状態ですが、 ポイントは3点あり、肩甲骨の位置と 背骨の 形と 骨盤の 使い方です 。

肩甲骨を開き 、 肩を 内側に凹まします。そうすることで、前方からの力を効率に受けることができるようになります。

更に、 上半身と下半身を一体にし、地面からの力を直接伝えるようにするため、背骨は S 字カーブを 描かずに一直線上に立て、骨盤は 後傾させます

背骨をまっすぐに立てるポイントは、頭の天辺に糸が付いていて天から引っ張られているとイメージするとやりやすいのではないでしょうか。

なお、背骨をこのように立てると、背骨や足をバネにして、ボクシングのような飛び跳ねるフットワークは不可能になります。
そのため、合気道では特殊な移動方法を行います。
このプロセスは、移動するまでの準備のプロセスですので、次のプロセスで、そのような特殊な動きをします。


静を保つ

 

このプロセスでは大切なのは移動準備ということです。
そして、移動するための軸足はこの時点で決まります。

例えば、右半身の構えですと、右足が前に出ていて、左が後ろに惹かれていますので、どちらの足を軸にするかで、構え方に違いがでます。

引いた後ろ脚を軸にするなら、そのままの構えのまま待機しますが、前足を軸にするなら、体重を前足に書けるとともに、右腰骨を左腰骨よりも前になるようにして構えます。

こうすることで、次回述べる傾斜歩行という移動方法が容易にできるようになります。

このとき構えで大切なのは、見た目からこちらが構えているというような構えはしないことです。

もし構えるなら、肩が前に出ている方の腕を、下図のようにしてセンターよりさらに反対側なるような位置においておき、いつでも防御できるようにしておきます。

後の左足を軸にする場合の右手の位置

このとき、目は人形の目で、いつでもすぐに動ける心構えと体勢を保ち、静止したまま、相手の出方を待ちます。
以上がこのプロセスの要素となります。

 


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【始まり段階での要素は空間を支配】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

さて、前回は、合気道の形稽古の始まりは「受け」「取り」の役割が決まった時点からという話をしました。

そこで、このプロセスでは何をするかという技の最も大切な構成要素について述べたいと思います。

 


初めの段階での前提!

 

このプロセスでは、相手との間合いが離れているため、物理的技法や生理学的技法は使えないので、心理学的技法を使います。

このプロセスでは、相手と自分という分離して考えるのではなく、「相手と自分がこの空間を作っている」という考えが前提です。

合気道の開祖の「眼中敵も味方もない」という表現は、「空間という点において」と冠せば誰でも十分納得いくのではないでしょうか。

しかし、「相手も自分も空間の一部であり、この空間を共有している」と思うだけでは、このプロセスにおいては何の意味もなく、それは単なる前提にしかすぎません。

大切なポイントは、誰がこの空間を支配するかということです。

当然、合気道の形稽古では「取り」がこの空間を支配するのは言うまでもありません。

このプロセスでは、そのための技術を行うというのがお分かりいただけたと思います。

 


初めの段階での技術

 

まず空間の支配のためには、相手に対して自分がこの空間で何をするかという意図や情報を漏らさないことが重要です。

相手にこの空間で何が起こるかわからない状況をつくることで初めてあなたは空間を支配することができます。

しかし、人は何かしようとすると、動作や視線や表情などで、今しようとする様々な情報を出してしまいがちです。

その中でも、目が情報の漏れるのもっとも大きな要因となっているというのは誰も否定しないでしょう。

「目は心の窓」などとよく言われますが、目の使い方一つで、こちらが何を意図しているかというのが相手にすぐにばれてしいます。

そこで、このプロセスでは情報が最も漏れやすい目から情報を遮断するためには、眼球を動かさず、相手の全体像を視野に入れておくという見方が非常に有効です。

この見方は当会では「人形の目」という呼び方をしています。

というのは、例えばフランス人形を思い出してもらうといいと思いますが、右を見ていると思うと、人形はあたかも右を見ているように見え、自分を見ていると思うと自分を見ているように見えるからです。

このように人形の目は、観察者の心理が勝手に反映されるので、こちらの情報の撹乱には非常に都合がいいのです。

もし、詳しい目の使い方に興味のある方は、拙著に記載していますので、参考にしてください。キンドル版の本「力の弱い人でもできる唯一の護身術

 

 

実は合気道では、目の使い方だけなく


 

 

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【形稽古の始まりはいつ?】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

さて、最近のブログでは合気道の形稽古は様々なプロセスで成り立っていて、それぞれのプロセスを丁寧にこなすことで形が成立するという話しを進めています。

今回からは、形稽古ではどういったプロセスで構成しているかを説明していきたいと思います。

まずは、形稽古の始まりについて述べたいと思います。


向かい合った時点が始まりではない

 

試合のある多くの武道や格闘技では、向かい合って、主審が開始の合図をした時点から試合が始まります。

ところが合気道は、試合のような「用意、始め!」でお互い正々堂々と戦うという考え方はありません。

「形稽古だからそんなことを考えないのか」といえば、そういうことではありません。

技をかける側である「取り」の基本的な心構えとして、「相手が自分に向かってくると判断した時点から、意識を相手から離さず、相手の動きを観察するというところから始める」ということが大切です。

そして、不用意に相手を自分に近寄らさないという意識を持つ必要があります。


間合いの理論

 

相手を不用意に近寄らせないというと、相手とどれぐらい離れておればいいのかという発想になりますが、そのために合気道では間合いの取り方についての考え方があります。

間合いの種類は、遠い間合いから六間(ろっけん)、三間(さんげん)、一間(いっけん)の3つです。

一間は1.8メートルですが、約2メートルと考えてもいいでしょう。

六間の間合いというのは、相手が走るのがかなり速いひとでも、その時点で走って逃げると追いつけない距離です。

三間では、ちょっと隙を見せただけで相手が、自分に近づいて来れる距離です。

アメリカのボディーガードは、あらゆる襲撃事件は6メートル以内から起こっているといっていますから、この距離が安全を確保するのに一番大切な距離であるということが家ます。

さらに、一間はというと、相手自分に近づいてきたときに、対処できる最小の距離ということです。

というのは、試合じゃないので、相手はもしかすると武器を隠し持っているかもしれないのですが、そうした際、この距離が最低限必要な距離ということになります。

ですから、合気道の形稽古の場合、相手と向かい合っていなくても、既に三間以内に相手がいるとうことですから、相手の動向から目を離してはいけないということになります。

要するに、合気道では、稽古が始まり、相手とあいさつを交わした時点ではなく、稽古相手が決まり、受けと取りの役が決まった時点から、取りは受けから意識を離してはいけないということです。

言い方を変えると、もうこの時点から合気道の形におけるプロセスが始まっていると考えます。

 


 

 

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【技の研究会:イメージ次第でスキルは変化する】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。
9月13日の技の研究会は、参加者は4名でした。

昨夜は、雨が降っていましたが、久しぶり気温がさがり、涼しい夜でした。

そこで、久しぶりにちょっと激しい目の運動も出来そうだったので、当会の皮膚の技術の奥伝を伝えることにしました。


皮膚の技術の奥伝伝授

 

公開のブログでは、当会の秘伝の技術を公開することはできませんが、皮膚の技術というのは、気を生理学的な分野で説明したもので、骨格の構造を中心とした物理的な分野の骨の技術の上に位置する秘伝です。

今回はその秘伝の皮膚の技術の奥伝を伝えました。

奥伝というとかなり大層な技術のように聞えますが、実は、分かってしまうと全く大したことのない技術ではあるのですが、奥伝に位置するだけあって、効果が非常に高いのは言うまでもありません。

この技術は、通常は段を持っている人で、プライベートレッスンでのみで伝えるようになっているものですが、今回有段者が2人参加したので伝えておくことにしました。

皮膚の技術の奥伝を伝えると、参加した会員4人とも、皮膚の技術が急激に向上しました。

今まで、皆さんは、相手を金縛りにするのにかなり苦労していたのですが、瞬間で金縛りを取れるようになりました。

初段のKさんは、元プロの総合格闘家ですが、
「これを知ったら、自分から殴っていくというのはかなり愚かなことだとわかる。この技術を知っている人に手をだしたらその時点で負けだ」
という評価をしていました。

 


技はイメージ次第で変化する

 

読者の皆さんは、この秘伝がかなり凄いものだとは伝わったと思います。

でも、誤解されたくないのですが、秘伝の凄さを伝えるためにこのブログを書いているのではありません。

結論として何をいいたいかというと、この秘伝は、単にイメージを与えるだけの秘伝だったのですが、イメージによって技が極端に変化するという点です。

ですから、仰々しく「これから奥伝を授ける」と言って心準備をさせないと、素通りしてしまうほど、「何だ」と思うほど些細な助言にしか聞えないものです。

しかも、その大切さに気付いて意識して使って初めて技が大きく変わるのです。

今回、どう変わったかというと、「今日の稽古で筋が張って痛い」と皆さんが言っていたというとわかると思います。

このように、イメージの持ち方だけで、私たちのスキルというのは同じスキルを使うってもかなり変化するということです。

このことから、メンタル的な面、特にイメージの大切さが分かってもらえると思います。

 


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【個人指導】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

本日は、個人指導を3つ行いました。

僕は、日本一わかりやすい武道を目指しているのですが、自分の指導している内容をさらに、分類してもっと分かりやすくするため、今、色々と言葉や指導法などを検討しているので、今日の3人の指導は非常に自分の勉強にもなりました。

今回のブログでは東京から来られた中国拳法の修業者の方の話をしたいと思います。

 


中国拳法修行者

この人は、今回で3回目です。もともと柔道出身で、関節技系の格闘技経験もある大気拳という中国拳法を修業中とのことです。

経歴からかなり実戦性を追求するので、体幹もしっかりとしていますが、体格としては普通よりかなり体重のある方です。

普通は体重がある人の場合はちょっと動いただけでも、今日のような暑さが残っている日だと、相当量の汗をかきます。

ところが、この人の場合、吹き出す汗など殆ど感じさせないぐらい、涼しい顔をしています。

そういうことから、日ごろからかなり体を鍛えているのがわかりました。

最初に来られたときから、体幹の強さに関しては、僕自身、実は脅威を感じているぐらいです。

 


稽古内容と僕の学び

今回の稽古では、合気道の技で使われているプロセスの各要素について説明させていただきました。

陰陽の技術と核の気の技術、皮膚の技術、センターを取る技術、眼法、丹田歩行と足の三角や如意棒の秘伝、空間感覚の秘伝などを指導しました。

前回も皮膚の技術を説明しましたが、限定的な使い方しか説明できなかったため、今回はさらに深く皮膚の技術を使ったやり方を説明させていただきました。

すると、そんな使い方もあるのかと驚いておられました。

僕は、彼は「なるほど」と軽く納得さえるだけで、そこまで驚かれるとは思ってもみなかったのですが、やり方のノウハウだけを教えても、応用を教えないと、やはり難しいものなんだと改めて気づくことができました。

また、空間感覚の秘伝で、遠当ての術を指導したあとに質問がきました。

遠当ての術では、相手を瞬間的に金縛りにしますが、すぐに解けます。

ですから、その後の攻撃方法はどうするのかという質問でした。

僕は普通なら、関節を取りますと言って、その人の手を取りに行ったのですが、大きなミスをしてしまいました。

というのは、眼法を解いて、関節を取りにいったものですから、すぐに対応されてしまい、結局は、皮膚の技術を使う入り身投げでしか対処できないという状況になってしまいました。

遠当てを使うなら、時間を止める技術で相手の中に入って打撃を入れればそれで十分だったはずです。相手が大きいので力んでしまったわけです。

最後は心、本当にいい勉強をしました。

 


 

 

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【当会のプロセスの稽古の前提】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

さて、9月10日(火曜)に通常の一般稽古を行いました。

暑いためか、参加者は4名でした。

今回の稽古では、各技で使用できるプロセスを組み立てるための各要素の稽古をしました。

最近のブログでは、プロセスの大切さについて述べているので、今回の稽古に関連づけて、今回の稽古と稽古の前提について話したいと思います。

 


今回の稽古した要素

当会では、「形稽古は何種類かのプロセスが集まって、目的の投げ技や固め技に導いていく」という考えで稽古しています。

そして、そのプロセスを何種類もの要素に分けて指導しているわけです。

要素としては、物理的な要素、生理学的な要素、心理学的なと3種類あるのですが、今回は、気温が非常に高かったので、受け役の人の体力の消耗の激しい生理学的な要素を除いて、体力の消耗の少ないものばかり稽古しました。

今回の稽古は、物理的要素の基本と、心理学的要素を徹底的にやりました。

この心理学的要素の稽古は、最近入会した合気道初段のAさんもかなり苦戦しているようでした。

このブログの読者は、『合気道の黒帯でも苦戦するってどんな技術?』と思った人もいるでしょう。

最近の合気道では決して教えない技術で、ときどき、Youtubeなどで見かけますが、師範の人が嬉しそうに生徒に使って、生徒を驚かせているシーンがよくありますが、確かに高度な技術であり、一度に習得するのは難しいのですが、何故かヒントさえ教えないのです。

それが今の合気道では当たり前になっています。ですから、教わっていない技術は、使えるわけがない。だから使えないだけです。

 

 


プロセスの稽古での前提

 

当会でも、合気道をベースにした護身術を指導しているので、形稽古を非常に重視しています。

しかし、多分他の合気道道場と違う点は、形稽古を行う上での必要なエレメントを単独で稽古する点です。

そして、当会には稽古を行う上で絶対に守ってもらう前提があります。

その前提とは、「各エレメントにおいて、効果があれば、素直に技に掛かってあげる」というものです。

ところが、時折、ビジターの人が来た時に、勘違いをして、エレメントの原理を聞いて、その原理を利用してさからう人がいるのです。

そんなもの、原理を知っていれば、そのエレメントにさからうことは誰でも容易ではないですか?

それなのに、それをやってしまうというのは、相手の稽古の邪魔をしているにすぎないのです。単に、相手を混乱させて、稽古の邪魔をしているだけです。

エレメントの単独の稽古においてそれ以外の要素を要求しないというのが効率的に技を習得するポイントだと僕は考えています。

 


 

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【プロセスを重視する合気道】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

さて、前回もお話ししたように、私たちは、どうしても結果にこだわってしまいます。

しかし、大切なポイントは、結果じゃなくそのプロセスにあるということを肝に銘じて、何事に対しても取り組まないといけません。

そこで、今回は、特に合気道の技でプロセスの重視が如何に大切かという点について述べたいと思います。

 


プロセスが分かってないと!

 

合気道では、形稽古を主体で行います。

そのため、役割を決め、攻撃側を「受け」、攻撃を捌いて技をかける側を「取り」として、稽古をするわけです。

当然、「取り」が技のプロセスを組み立て、そして投げ技などをかけます。

ところが、合気道の道場では、十年近くやっていながらも、相手を力づくでねじ伏せ、引きづり倒すような技の掛け方をする人がいることがあります。

そして、その人は三段以上の高段者になっていて、誰も指摘できないため、本人だけがそれが正しいと思ってやっています。

しかし、プロセスが全くできていないため、そういう人がいざ空手や柔道、少林寺拳法などの武道歴1年ぐらいの人と手合わせを行ったとすると、まず簡単に負かされてしまうことになるでしょう。

何故なら、合気道は決められた形稽古だけをひたすら行うのに比べ、彼らは試合の形式の稽古で自由に技を出し合うことを常にしているから、形稽古だけの人では対処しきれないからです。

 


形稽古の意義とプロセス

 

基本的には合気道には試合形式の稽古がありません。

それの理由は、合気道の開祖がそういった競い合う稽古は合気道を習得するのに邪魔になると考えたからです。

試合にはルールがあり、一方、実戦ではルールがありません。

ルールを決めると、ルールを利用して勝つという考えが浮かびます。そうすると実戦から離れた形になってきます。

そのルールのない厳しさを維持するためには、試合を稽古の中に入れるわけにはいかなかったのです。

その厳しさを残したまま、実戦に近い形での技の稽古をするというのが本来の合気道だったわけです。

形稽古は、決められたパターンを行いますから、取りも受けも、相手が何をするか予め分かっています。

その上で、取りは受けを決めらた通りに技をかけないといけません。

受けは取りの邪魔をするように動くのが本来ですから、取りにとっては非常にやりにくいのが当たり前で、形稽古とは合気道の技のプロセスでそれを可能にするのが目的です。

だから、プロセスを丁寧に行う必要があります。

受けは、取りがちゃんとプロセスを行っているかどうかを判断し、良ければかかってあげるということをしないといけません。

勝手に倒れていく受けは良くないのです。


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【プロセスが大切!】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

私たちは、どうしても結果を重視してしまいます。

どの分野でも、それを極めた人が言うのは、本当に大切なのは結果じゃなくプロセスである言います。

億万長者専門学校を主宰しているクリス岡崎氏は、「本当の億万長者というのは、今お金を持っている人じゃなく、何度でもゼロから億万長者になれる人のこと」と言っています。

要するに、偶然できた結果ではなく、そこに行き着くためのプロセスが分かっているが大切ということです。

これは、合気道の技でも同じことが言えます。今回はその点にフォーカスしていきたいと思います。

 


投げたり、押さえたりは単なる枝葉

 

師匠である井口師範は「投げたり、押さえたりは単なる枝葉」とよく言われました。

ところが、当時の僕は、投げ技や固め技の細部ばかりこだわってどうすればいいかとかよく考えていたように思います。

随分後になって、師匠の言われていることが「大切なのはそのプロセスである」ということに僕は気づきました。

師匠は、合気道の極意は「気の流れ」「呼吸力」「螺旋形」ともおっしゃっていましたが、よくよく考えてみると、その言葉も、合気道の形におけるプロセスで行うことばかりです。

こういうと、僕と同じようなミスを犯している合気道修行者もかなりいるのじゃないでしょうか?

当会にも合気道をされていた方がよく来られますが、そういった中級者や上級者の人でさえ、合気道の技をかけるときにやってしまうのが、「技をかけ急ぐ」という失敗です。

かけ急ぐというのは“相手を倒すことだけしか頭にない”状況になってしまうことですが、結局結果にしか意識がいっていないのです。

 


何故、結果だけを見るのか?

 

私たちは、何故、結果だけを見てしまうのでしょうか?

それは、プロセスを十分わかっていないからだと思います。ゲームでもし始めたときは、どうしても先を行っている他の人や、先の画面が気になり、早く行きたい気持ちになってイライラするのと同じだと思います。

でも、同じ作業を繰り返しているうちに、プロセスが分かってくると、どこで何をしたらいいかがわかり、何度もクリアしている画面なら、簡単にクリアしてしまいます。

ですから、結果だけを見てしまうというのは、プロセスが十分わかっていない証拠です。

それは合気道の技でも同じで、プロセスが分からないので、無理にでも投げ技を行ってしまいます。

しかし大切なのはプロセスですから、その過程のどこに問題があるかを考えると自分の技が極端に進歩するわけです。

 


 

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【前提:知らないことは相手に見えない】

みなさん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

僕は今、NLPという心理学を学んでいますが、その前提に、「人は、自分の世界の体験を前提に今直面していることを理解しようとする」というのがあります。

この考え方は、特に合気道の修行者には必要と思います。

合気道だけでなく様々な学びも脳の特性を知ることで、自分の技の上達を早めることができるからです。

 


見ていても見えないのがこの世界

 

ある本に著者がフランス人と和食レストランに行った話しがありました。

風鈴という概念を知らないフランス人は、和食レストランに吊るしてある風鈴が目に入っているにも関わらず、指摘されるまで、風鈴がそこにあったことも気づかず、風鈴が音を立てていることすら気づかなかったそうです。

そこで、著者が、「あれは謂わばメンタル・エアコンで、この音で涼しい気持ちにする道具なのです」と説明すると初めて風鈴の存在を認識できたという話しでした。

私たちの脳は、元々ある知識で判断ができて初めてそれがあるということを認識できるようになっています。

ですから、無い知識の状態では目に入っていても全く気付かず、素通りしてしまうのです。

 


本当は見えない部分が大事

 

合気道の稽古は形稽古が基本で、師範が模範演武を行って、会員がその演武を思い出して技の稽古をするというのが普通です。

ところが、我々人間は、自分の知っていること、経験したことしか理解できず、見えないとなると、この稽古だと殆ど分かっていないということになります。

僕の場合は、見えない部分を師匠から秘伝として教えていただきました。その秘伝があって理解したわけです。

ですから、自分にない知識が必要だと、合気道の技術を見ても、全然理解できていないことになります。

問題はこの見えない部分をどう見れるようになるかということです。

 


無い経験は知識で補う

 

 

最近の合気道では、僕のように秘伝を受けたという人が殆どいません。

では、そんな人がどうして技の見えない部分を見るかというと他の分野から探すしかないと思います。

そういうと、合気道は合気道で答えを出すべきという意見が出ますが、教えない以上、他で探すしかありません。

僕も、井口師範から「気」という一つの概念で説明を受けましたが、当初は全く理解ができませんでした。

そこで、気功、中国拳法、漢方医学の本など読み、さらには、物理学や心理学を勉強し、最終的に、物理学、生理学、心理学を使うことで秘伝の現象を説明できることを見つけました。

秘伝を使用するときは「気」というエネルギーを意識した方が手っ取り早いのすが、無い経験は知識で補わないと脳が認知できないということを覚えておく必要があります。

 


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