「気とは?!」その5 自身の気を扱う2 丹田

私の師匠から教わった気を使った秘伝技術について述べていますが、前回説明した3つの重要ポイント以外に、丹田というポイントも非常に大切です。そこで今回から丹田について説明していきたいと思います。

一般に、丹田といいますと、臍下丹田という言葉がある通り、下腹部の中心位置にあるポイントをさしますが、私は丹田には3つあると教わりました。

それは、上記の臍下丹田以外に、胸のところにある中丹田、眉間のところにある上丹田です。ついでですが、臍下丹田は下丹田ともいいます。

この3つを駆使して合気道の技を行うというのが師匠の教えです。

ちなみに、丹田という言葉は神仙道からきている言葉で、気を集め、集めた気を一点に集約して、不老不死の薬である金丹をつくる場所とされています。この丹を作る田ということで、丹田と言われるようになったそうです。

また、ヨガでは、第2チャクラ、第4チャクラ、第6チャクラが丹田に対応しているといわれますが、私はヨガは専門じゃないのでチャクラのことはよくくわかりません。

しかし、合気道では不老不死を目指すのではなく、武道としての技を行いますから、その意味も違ってきます。
ですが、丹田には3つあり、技で3つの丹田は協調して使われるということは知っておく必要があります。

次回は合気道では各丹田をどのように用いるかについて書いていきたいと思います。

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「「気とは?!」その5 自身の気を扱う2 丹田」への3件のフィードバック

  1. 別の書籍で読んだ話で恐縮ですが、3つの丹田の位置の骨の事です。古事記にもあるものに例えられているそうです。本当にそうなら昔の人の知恵は凄いと思いました。

    1. コメントありがとうございます。

      そうですか?
      古事記で丹田をあるものに例えられているのですか?

      古事記は物語としては読みましたが、そういう読み方をしていないので、分からないです。
      一体何なのでしょうね。非常に興味があります。
      良かったら教えてください

  2. 「ちょっと不思議な天霧見聞録 アフリカ大陸合気道修行記」著者: 御仲 ヒコ
    丹田と直接書いていたか忘れたのですが、上記の書籍にあった内容が、位置的に3つの丹田に近いと思ったのです。
    骨の形が三種の神器に似ているという記述であったと思います。
    【参考】三種の神器(Wikipediaより)
    『古事記』では天照大御神が天孫降臨の際に、瓊瓊杵尊に「八尺の勾璁(やさかのまがたま)、鏡、また草薙(くさなぎの)剣」を神代として授けたと記され・・・

    あやふやな記憶でコメントしてしまい申し訳ありませんでした。

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