皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です!
さて、今回は護身での攻撃についての考えかたを解説していきたいと思います。
護身術はあくまでも安全を確保するための技術です。安全には安全を考慮して、最悪の事態を想定しておく必要があります。その一つが相手を攻撃することです。
通り魔に出くわすなど、どうしても避けられない状況では、攻撃をする行為により、あなたの命が助かる確率が各段と上がります。
今回は、攻撃方法を解説する前に、攻撃に対する考え方を述べたいと思います。
護身術は綺麗に勝つ手段ではない!
以前に依頼を受けて護身術セミナーを行っていますが、その際に女性からよく質問される内容に
「私は相手を痛めつけるような野蛮な行為は好きではありません。簡単に相手を制する方法を教えてください」
というのがあります。
護身術にかぎらず、どの武道も、格闘技も、毎日必死になって努力して身に付けるものです。それでも、刃物相手だと、かなり苦戦します。
そういう質問をする人は、多分武道の達人が時々テレビに出演して、見せる技を想像しているのでしょう。でも、達人は、何年も苦しい修行を乗り越えてた才能ある人の中でもさらに選りすぐられたほんの一握りの人です。
ちょっと話を聞いたぐらいでそれぐらいで達人になれたら誰も苦労しません。
それに、あくまでも、護身術は相手を制するものではなく、自分の安全を確保するものです。綺麗に相手に勝つ手段ではありません。時には攻撃が必要な場合もあります。
護身では正々堂々は通用しない
日本人は正々堂々とか正義というのが好きです。相撲を見るにしても、不意を突くような技を仕掛ける力士はかなり批判されます。
だからといって、刃物を持っている相手に、正々堂々と素手挑んでいっては殺されてしまいます。
しかも、強盗や強姦魔、通り魔は、犯罪と知っていて行う無法者です。そんな犯罪者を相手に正々堂々と挑む必要はありません。
ましてや力の弱い女性が綺麗に制すことができるものではありません。
護身には武器を使え!
まずは、犯罪者現れたら武器を使うことを考えるべきです。犯罪に巻き込まれたら武器を使うともなると、日ごろ自分の持ち物で何が武器になるかを考えておく必要があります。
日ごろ意識しているとなんでも武器になることがわかります。ペン、鍵、カバン、上着、傘、スマホなど、ものは使いようです。
元暴力団員が、「手に持てる物なら何でも武器にする。コーヒーを飲んでおれば、受け皿もコーヒーカップも武器。液体の熱いコーヒーですら武器。コーヒーをひっかけられれば熱さで隙ができる。灰皿があればどう叩くか?どう持つか? どうすれば相手に最大限の衝撃を与えられるかなどか一瞬で判断して攻撃する」と言っていました。
古武道の達人で、海外から忍者マスターと呼ばれている武神館の初見師範は紙の名刺ですら武器として使います。
日ごろどれだけ、意識しているかということだけで、いざというときできかどうかが決まります。時々武器として使うにはと考えてはどうでしょうか?
ちょっと話が長くなりましたので、この続きは次回に書いていきたいと思います。
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