【Q&A】面白い質問が届きました!

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

ブログに関する初心者の方の質問がちょうど入ったので、今日はその質問に答えたいと思います。


Q1.折れない腕は手を握っても可能か?

 

通常の気による説明だと、「折れない腕」というのは手を開き指から気を放出することで、気が腕に流れ、それにより腕が異常に強くなるとされています。

一方、私の書いた二つの記事だと、折れない腕は、物理学、生理学、心理学を使った総合的な技術であり、相手と自分の関係で相手が十分力がはいらない状況を作っていると書いています。
折れない腕の科学1

折れない腕の科学2

もし、私の記事が正しいのであれば、別に指を開いて気を放出する必要はないのではないかという質問です。

結論からいうと、握っていても折れない腕はできます。

ただ、握るということに意識が行くと、上手く行かないのも確かです。

合気道の師範の中で、生徒に握った場合と指を開いた場合を実際に試させる人がいます。

その上で、合気道の優位性を強調するため、
「空手や拳法は手を握るから気がでない。合気道は手を開くから気が出る。合気道の方が優れている」
と、説明する人がいます。

でも、他の武道が気において劣っているということはありません。

握って上手くいかないのは、合気道家があまりパンチを稽古しないからで、気の武術といわれる中国の内家拳では発勁というとんでもない殺人パンチを出す方法があります。

中国武術は気について途方もない年月研究されている武術です。合気道家も学ぶべきものは沢山あります。

また、私は座り技呼吸力鍛錬法(所謂、呼吸法)でも、ワザと手を握って行うことがありますが、十分に相手を倒すことができます。

 


Q2.丹田の正しい位置は?

 

 

丹田には上丹田、中丹田、下丹田と3つあるという記事をかきました。
【重心の科学】3 重心と丹田

下丹田の位置は説明していますが、他の丹田の正確な位置がわからないということですので図に示しておきます。

 

上丹田

眉間の丁度真ん中の奥にあり、漢方では印堂(いんどう)とよばれる経穴(つぼ)の位置の奥になります。

中丹田

左右の乳頭(乳首)を結んだ直線の真ん中の胸骨の奥にあり、漢方医学では壇中と呼ばれる経穴(つぼ)の位置の奥にあります。

下丹田

臍下3寸の位置と言われています。この寸というのは、漢方医学で、経穴(つぼ)を測る基準で、1寸は親指の幅です。

また、3寸は人差し指、中指、薬指、小指をそろえたときの横幅であるとも言われています。

丹田の測りかたは、臍の下に四指をそろえて小指の下ということです。

 


Q3.合気道では上丹田、中丹田を使うことがあるか?

 

井口師範の指導する合気道では、答えはYesです。

 

中丹田

中丹田は、腕の根本と考え、中丹田に陰陽太極を意識しつつ使用すると、力が正中線から出、三角筋緊張による起立筋緊張の反射が起こりません。

そのため、スムーズに呼吸力が出ます。

上丹田

上丹田は、意念を集中し、気を集めるときに使います。

また、自分の下丹田の力と相手の下丹田の力が拮抗しているときに、下丹田からの力を維持したまま、上丹田に意念を集中して、頭を振ると相手は後方に大きな力を受けます。

ただし、ただ頭を振るだけではだめで、ちゃんとした技術があります。

ちなみに、上丹田の技術は塩田剛三師範が生前よく使われていました。

 

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