皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。
さて、今年上半期に、NLP心理学と合気道に関する電子出版を出したいと考えています。
そこで原稿の準備を始めるために、ときどき、このブログで考えをまとめていきたいと思っています。
今回は、NLP心理学に出てくるリフレーミングです。
リフレーミング
リフレーミングとは、言葉の通りフレームをやり直すことです。
NLP心理学では、人が考えたり、行動したりする場合、ある一定のパターン(フレーム・枠組み)があり、そのパターンを行っている場合、別のバターンの考えや行動はできないと教えています。
例えば、有名なるピンの壺という絵があります。壺だと思ってみると壺に見えるが、人が向かい合っていると見るとそう見えるが、2つを同時に認識することはできません。
そこで、LNP心理学では、悩みごとなど抱えている相手に対して、現在抱えているフレームを一度潰して、新たなフレームを提供することで、問題を解決するという手法をとります。
そのために、記憶の撹乱、視点を変える、言語の変換などを行って、その人の問題パターンを破壊し、新たなフレームを再構築するようにするのです。
これは、思考パターンだけではなく、行動パターンについても言えます。
合気道でのリフレーミング
僕は合気道でもリフレーミングは常に必要と考えています。
合気道の稽古は形で行いますが、この形というのが非常に曖昧で、ぶっちゃけ人によって様々な視点が存在します。
特に合気道を習いだしたときに一番苦労するのが、先輩によって言うことが違うという点です。
その結果、どっちが正しいのか?と悩んじゃうわけですが、これからも分かるように、形稽古での形というのは、師範の演武を見てそれぞれの解釈で行うから、人それぞれになるのです。
ところが、本当は、形自体は合気道の原理やノウハウを濃縮したもので、全て理解できる人が順に指導する必要があります。
合気道ではそれを秘伝伝授という形で、師から直接口伝で教わるので、師から教わった時点で、今まで稽古してきた技を、改めてリフレーミングする必要があるのです。
しかも、師匠からの秘伝には悟りが必要で、悟った時点で、自分の形を見直して、初めてリフレーミングができます。
このように、武道においても、リフレーミングというのは常に大切であり、そのためにはいつでも変えられる柔軟な思考が必要となります。
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