【ミラーリング】

皆さん、お元気ですか? 僕は相変わらずメチャクチャ元気です。

さて、NLPでは、ミラーリングというテクニックがあります。NLPでは、相手との信頼関係を築くのが ミラーリングの目的 です。

ところがこ原理を使うと相手を簡単に導くことができるのです。合気道では「合わせ」というカテゴリーにすべて入ってしまうので、非常に分かりにくいのですが、チャンクダウンする(抽象度をさげる)と、NLPのミラーリングということになります。


ミラーリング

心理学の実験で、人は自分と同じような動きや言葉や雰囲気がある人に好感を持つことが分かっています。

そこで、NLPでは、視覚や聴覚や体感覚などを駆使して、相手のまねをすることミラーリングと呼びます。

そして、相手の動きを追随することをトラッキングといい、このトラッキングを少しずつ早め、タイミングを合わしシンクロします。

さらに、タイミングを早くしてこちらがリードするように動くと、相手はこちらの動きに自然と追随するようになります。

心理学では相手とのラポールといって信頼関係を築くのに使われる手法ですが、これは合気道の合わせの一手法に共通しています。

しかし、合気道では、一くくりに「合わせ」という言葉で技を説明してしまうところが、合気道を非常に難解にしている点だと僕は思います。

「合わせ」とは何かというと「気に合わせること」なのですが、「気」というものも非常に曖昧でわかりにくいものですから、その「気」に合わせるとなると、分かるようで分からないのが普通じゃないでしょうか。

でも日本人であると、「気」といわれると何か分かった気になっちゃうのがサガなんでしょうね。


空間感覚の合わせ

そこで、当会ではNLPのミラーリングやトラッキングに相当する動きを空間感覚の合わせという名前をつけて、抽象度を下げて稽古します。

空間感覚の合わせというのは、相手との心理的距離を変えず、まるで自分が相手の鏡のようにふるまい、相手との間に透明な壁があるような動きをします。

すると、自分と相手との間に一種の特殊な空間ができ、こちらが動くと相手も自然tとこちらに追随するようになります。

僕はこの感覚を通じて、相手の目を回すような動作をします。

これはスパーリングなどでも、実際に使いましたが、相手が僕とスパーリングをしていると目が回りだすと言い始めました。

あまりこれをやりすぎると相手が嫌がるのでたまにそういう技術を使っていたのですが、そんなことをしていると、「妖術使い」という変なニックネームで呼ばれるようになりましたが、実際に使える技術ですから、研究してみてください。

合気道でのミラーリングのポイントは目玉を動かさないという点です。


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