【軸をつくる】

合気道では、【相手と一体になる】ことが大切です。

さらに、一体になった後、【軸を作り利用する】ことが必要になってきます。

今回は、【軸を作る】ことに関連して、まず入り身投げが何故難しく感じるのかという点をお話しします。
実は入り身投げには軸がたくさん存在するのです。
しかも、時々刻々と軸が入れ替わります。
その話をするとややこしくなるので、

今回は、重要な2つの軸について話ます。
そして、2つの軸をうまく扱えると、相手は簡単に倒れます。

実際は、背面に倒すときに、
もう一つ軸を意識するといいのですが、
軸の数が多いほど、難易度が上がりますので、
取りあえず、2軸を意識するようにしてください。

なお、入り身投げの応用例では、
2本目の軸を1本目とし、3本目の軸を2本目で説明していますので
最初の基本的な入り身投げと軸の作り方が違うと思うかもしれませんが、
軸が刹那に現れ消えるので、そのようにしました。

とにかく、言葉でこれらの軸について説明すると、
非常に長くなる上、説明しずらいので、
今回は映像で説明します。

結局、巧くいかない大きな理由としては、
実は入り身投げは、最初に作った軸が突然消えて、
さらに、突然、別の場所に新しい軸ができるのですが、
うまくいかない人は、
最初につくった軸にこだわって
技を続けてしまうからです。

一応、物理的な説明を行いましたが、
一つ知っていていただきたいことがあります。

それは、【本当に大切なこと】は、
自分を安定させるため、【自分軸】を意識をする必要があるということです。
【自分が確実な立ち位置に立って相手を導く】
というのが本来の合気道です。

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