【時を止める動きを作る】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

さて、「合気と気合」の話から始まった記事だが、「時間を止める」記事でようやく、話の筋が一つにまとまってきました。

今回は、静から動へ移るときの「気合」の大切さを話したいと思います。

 


師匠の教え

 

 

師匠である井口師範は、以下のことをおっしゃいました。

「曰く、話は簡単! 時間を止めるには静が大切。時間を止めるのは、相手と相対(あいたい)した静の時から始まっとるんや。これが相手への合わせや。それから、時間を止め、気合一閃、動で相手に入り身するだけ。でもな、そのときの心と体は静のままや」

合気道における入り身というのは、相手の最も不利な位置に一気に体捌きすることを意味します。

師匠のこの言葉を、ステップごとに表すと以下のようになります。

  1. 情報遮断の技術で相手にこちらの動きを読めなくする
  2. 相手の動き、リズムに心を合わせ、相手を観察する
  3. 相手の間合いが制すべき一点の位置になるのを待つ
  4. そのタイミングがきたら、心と体の静を保ったまま、日ごろの稽古で気合を使って条件付けされた身体の条件反射を使って入り身で移動

静とは、ただと待っているだけではなく、今まさに動ける状態を作って、動くべき時期を待つ状態だったのです。

二代目吉祥丸道主が合気道は、止まった独楽(こま)という例えをされたことがありますが、まさにこの静の状態がそういうことを言っているのだと思います。

その状態は、心を研ぎ澄ませ、体全体に気を張り詰め、いつ相手が制するべき間合いに達するかを観察し、心と体の静を保って、そのタイミングで、入り身一足で移動する準備ができた状態です。

 


気合の科学

 

 

大切なポイントですが、入り身をするときは、スーッと移動しないといけません。

タメを作って移動しようとした時点で、そのタメをつくる動作が相手の周辺視野のスイッチを入れ、相手の心にリセットがかかります。

ですから、中心視野優位状態の内に、瞬間に入り身という動作を起こす必要があります。

そのために日ごろから、動作を起こす瞬間に気合を入れて稽古する必要があります。

しかも、単に気合をいれるだけではいけません。

そのタイミングが命です。

気合の発声は「イエイッ」や「エイッ」でよいので、最後の「イッ」と言ったタイミングで入り身が起こるように発声する必要があります。

それにより身体に条件反射を形成しておくのです。

そうすれば、発声がなくても頭の中で気合を発するだけで体が動くようになります。

気合の入れ方にすら正しいやり方があったということです。

合気道修行者は、少し気合に関して考え直してみてはどうでしょうか?

 

 

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