皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。
時間を止めるという技術は如何でしたか?
何となくわかったような、分からないような?
というのは、「実際に技に組み込む場合どう組み込むのか分からない」という点でしょう。
今回は相半身で正面打ちを受ける場合について話そうと思います。
というのは相半身で正面打ちを受ける際に、後ろにある脚を前に踏み出すため、体の角度を変える必要がありますが、そのタイミングが大切で、闇雲にこの動作を行うと相手を導くことができないからです。
間合いは常に意識が必要
合気道では手刀を相手の眉間を目掛けて打ち込む当て身(打撃技)を正面打ちといいます。
ちなみに、師匠によれば、手刀は合気道では「てがたな」と読み、「しゅとう」と読むのは空手だそうです。
間合いというのは相手との距離の事を言います。
Youtubで、合気道の正面打ちの技を見ると、礼から始まった技で、間合いを意識しながら技を行っている道場と、間合いを殆ど意識せず技を行う道場とあるようですが、護身術として使うことを前提にするなら、常に相手との間合いを意識して技の稽古をする必要があります。
形稽古は、礼の前からその形の稽古が始まっていると考え、礼をする前から相手の動作を観察しておく必要があります。
次に、相手と相対するときは、相手と間合いは畳1枚を挟んだ分、要するに約2メートル取るように指導されました。
この距離は相手が例え刃物を隠していてもすぐには刺せない距離で、相手の動きにすぐに対応できる距離です。
体が変えるタイミングは案外早い
説明の都合上、左半身で相対している場合を想定します。
相手と畳一枚分を隔てて相半身で相手と相対すると、相手がモーションを起こすと同時に、右胸を前に突き出すようにして前にある左足に体重が乗るようにしつつ、右腰骨を左腰骨より前進するようにします。
このタイミングでもう既に体を変えているわけです。
それ以降は、相手に対する体の角度を変えません。
体の角度が決まっていると、もう右足の出る方向が決まっているように感じる人がいるかもしれません。
しかし、この段階で大切なのは、後ろにある右足を右斜めにも、左斜めにも出せるようなバランスを取ることです。
そして、相手が正面打ちをしてくる際、相手の手刀を迎えに行くように手を出します。
この際、肘の伸展を出来る限り使わないのがポイントです。
こうした念の入った下準備をしているからこそ、攻め込んだ相手は、突然手が頭上に現れたように感じてしまいます。
この動作にもまだ何点かの注意点は存在しますが、小さい点まで述べると余計複雑になるので、ここでは述べません。
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