皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。
さて、今日は合気道の動きの原理についてお話ししていこうと思います。
といっても、もう既に本ブログで当て身の行い方で、陽の技法と陰の技法を扱っているのでご存知の人もいるでしょう。
これらの技法は、当て身だけでなく、技の随所で使える原理なのです。
そこで、今回はその説明をしたいと思いますが、陰の技法については、非日常的な動きのため脳がついてこないため、かなり特殊な訓練で陰の動きになれる必要があるため、今回は陽の技法について説明します。
運動エネルギーを使え
実は、陽の技法というものは合気道の用語にはありません。それは僕が勝手に命名したものだからです。
この陽の技法に関しては、井口師範のご指導では、「まず気の流れを起こし、そして気の流れ相手に伝える」とおっしゃいました。
そして、僕はあるとき、この気の流れというものが、実は運動エネルギーとして相手に伝わっているということを発見しました。
具体的にいいますと、まず自分の身体が動き、運動エネルギーを作り、それからできた運動エネルギーを相手に伝えることであるということが分かったのです。
例えば、日本人の成人男性の平均体重はおよそ70キロと言われています。
70キロの鉄といえば、直径60センチ、幅10センチの鉄の円盤に相当しますが、もしこの鉄の塊が飛んできたら、それを受け止めようとする人は誰もいないでしょう。
ところが何故か人が動いてもあまり気になりません。
しかし、客観的に考えると人が動くということは、それだけのエネルギーを持っているということです。
合気道の初心者ほど、相手を投げる際に、動きを止め、足を踏ん張って投げようとしますが、これだと運動エネルギーが全く使えないということが分かると思います。
船漕ぎ運動は非常に大切
合気道では、稽古の始まりに準備運動を行う際に、合気道開祖植芝盛平翁先生がいらっしゃった古い合気道では、天の鳥船の行と振り魂という神道の儀式が含まれていました。
心身を浄化する禊ぎの行として非常に大切だとして、稽古の始まりに行っていたものです。
しかし、実はこの天の鳥船、要は船漕ぎ運動と呼ばれる動作は、当会のいう陽の動きを鍛錬するものでもあったのです。
そういった意識があるかないかで、この船漕ぎ運動の仕方も若干変わってきます。
もしあなたが陽の動作を意識して船漕ぎ運動をやっていたら、船漕ぎ運動をする際に例え誰かに手首を握られていても、簡単に船漕ぎ運動ができるはずです。
こういう意識をもって船漕ぎ運動を行うと技にも利いてきます。
合気道では、「相手を動かそうと思えば、まず自分が動くこと」です。
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