会員の要望で、総重量135kgのバーベルを買いました。
当会ではべつにウェイトトレーニングをいたしません。それどころか私の合気道の師匠である井口師範は、ウェイトトレーニングの害についても話されていました。
ウェイトトレーニングの弊害というのは、筋肉を部分に分けてトレーニングをするため、部分的な使い方の癖がつき、スムーズに体全体を使うことができなくなる点と、筋肉が重量を記憶してしまい、そのれが技の妨げになると話されていました。
合気道では、その基礎力をつけるのに農耕作業を昔はやっていたようです。その中で「重いものを軽く持つ、腕力を使わず体を使う。」を体現していたと聞きました。
しかし、農耕をおこなう機会の少ない現代社会では、高重量のものを持つ機会がありませんし、いくら田舎といっても和歌山市内では、大きな石や岩が簡単に転がっているわけでもありません。
そこで、会員の皆さんに、力を入れない癖をつけていただくため、高重量のバーベルを購入しました。
みなさん、がんばってくださいね。