合気道修行者の多くがもつ問題

このブログを書いていて、時々メールでお問い合せを頂くことがあるのですが、合気道関係の人が、一つコメントを残して下さったことをのぞけば、全てが他の武道の方です。

私は、合気道が専門なので、できれば合気道関係の人に、今は消えつつある秘伝を参考になればと思って書いたりしておりますが、興味を持っていただけるのは、どうやら他の武道の人ばかりのようです。

そこで、どうして合気道の人があまり興味を示さないのだろうと思っていたのですが、今日、合気道修行者の方の週に一度の個人稽古があり、そのとき話をしたことで納得しました。

結果を先にいいますと、合気道修行者の多くが、「勘違いをしている」ということだそうです。

具体的には以下の①~⑥のどれかに入るそうです。、
①実際に戦った経験がないので、形さえ完璧にできれば、どんな相手でも制することができると信じている。
②他の武道経験がないので、段位が下なら、他の武道の人でも簡単に制することができると思っている人がいる。
③多人数取りや短刀取りなど稽古しているから、どんな相手でも何人きても大丈夫と思っている人がいる。
④女性修行者の多くは、本気で押さえ付けられたことが無いので、簡単に男に勝てると思っている。
⑤気の稽古をしているから、いつかは達人のようになれると思っている人がいる。
⑥自分の実力がわかっているが、長年続けたので、スポーツの一環としてやっている。

このような状況なのだそうですが、これらは、全て指導者が問題だと言っておられました。

そういえば、以前、和歌山のイオンモールに出かけたとき、女子大生と思える人が、友達に、「合気道をやっているから暴漢2人でも大丈夫」というようなことを言っていたのを思い出しました。

また、20年以上も稽古して役に立たないことに気づいて辞めていった高段者の女性の話しもあります。

でも、実際に、井口師範の秘伝のように、視点をかえると、女性でも使える技術が実際存在するのです。こういう技術を指導者が独り占めするのでなく、生徒にどんどんと指導していただきたいと思いますし、女性に勘違いをさせるのも良くないと思います。

当会では、真摯に学ぶ人には、やっている武道に関係なく秘伝を惜しみなくお伝えしています。

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