みなさん!
こんにちは、お元気ですか? 僕はめちゃ元気です!
「相手の攻撃に当たる振り」は上手くなりましたか? ところが、この方法を指導して、別の道場に通うある会員から一つ問題があると指摘されました。
それは、相手が気を出さない場合どうしたらいいかということでした。というのは、合気道の技をやっていると、初めから当てる気のない人が多すぎるというのです。
この問題はかなり一番大きな問題です。相手にあてる気がないと、本来の正面打ちの入り身の稽古ができないのです。合気道は、小は人の気から、大は宇宙の気まで、その気に合わせる道ですから、気をださない相手に対してちゃんと稽古ができません。ですから、ちゃんと気を当ててくれる相手を選ぶ必要があります。合気道の稽古は相手の気に合わせるというのが基本です。
当会はどちらかというと古い合気道に分類される武道に属する合気道を教えていますが、多くの道場は現代合気道を教えています。古い合気道と現代合気道との違いは、ニーズの問題です。古い合気道は武道として合気道をやっていこうというもので、現代合気道は、様々なニーズを持った人が集まっていて、稽古できるというのが特徴です。
ですから、現代合気道をやっている人達は、カッコウいい演武をするのを目的にする人、武道としてしたい人など良く見極めて相手する必要があります。ただ、武道としてやりたい人は、どちらかというと技より力で来る人が多いと聞いていますので、力任せにガンガンと力をぶつけてくる人が多いのでけがには十分気を付けてください。
また、素人の方もパートナーを探して稽古してほしいと思いますが、素人の方の場合、全然慣れていないと思うので、正面打ちの捌きは、頭を手の掌ではたいてもらうようにして稽古するといいと思います。
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