【合気道の科学 達人の眼】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です!

さて、前回は達人は明鏡止水の境地に達していて、その境地になると、目が一種トランス状態独特の目になり、相手は目から情報が読めなくなるとお話ししました。それはかなり特殊な目になっているということです。

当会では、そのような特殊な精神状態になるのは一部かなり才能のある人以外は難しいと考えています。

でも、その特殊な目に近い目をつくるのは誰でもできると指導しています。それを人形の目とよんでいます。

明鏡止水の境地に入った人の目は、まるで人形の目のように目から情報が読めないからです。

しかも、非常に重大な事実ですが、人形の目をしていると、人は無意識に人ではなくモノとして判断するようになります。

それが例えば、洋服売り場を思い出せばわかるでしょう。人は、洋服売り場で服を物色している人とマネキン人形を明確に区別しています。

ですから、例えば、お店の中をしゃれた服を着て歩いている人がいたら、その人のことを割とよく覚えています。ところが、その服と同じ服をマネキンが来ていると、「さっきの人の服は、これか!」と思うことがあっても、マネキンの髪形や目の色まで覚えている人は稀です。

人は無意識のうちにマネキン人形をものとしてとらえているわけです。店の中のもの、単に店の構成要素ととらえています。

このように人形のようにまったく変化のない、表情のない目をすることで、相手は情報が読めなくなるのです。これが敵そのものをなくすということです。

これがこれが達人が明鏡止水の境地になったときの目です。いわゆるゾーン、即ちトランス状態になった目で、これを当会では「情報遮断の目」と呼んでいます。

相手にこちらが何をするかという情報を与えない!

その結果、情報を読み取れなくなった相手の反応が確実に遅れます。武道では反応の遅れは致命傷になります。

この状態を作れると素晴らしいと思いませんか?これが眼中敵なしの状態な訳ですから。

 

人形の目のよう動かさずに、
相手の目を見ない、武器を見ない。
でも視界に入れておく。
ただ全体をありのまま見る。
ということが明鏡止水の境地に達した人が使っている目の使い方です。

ですから、一般の合気道修行者だけでなく護身術を稽古する人もこの目から学ぶことが沢山あると思います。

 

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