皆さん、お元気ですが? 僕はメチャ元気です!
今日は、潜在意識を味方につける人と敵にする人について話したいと思います。
昨日は女性調査員の方の個人指導を行いました。
調査員というのは、公共団体が、公務員を派遣できないような危険な地域への調査(介護保険や生活保護など)の外注を受けて、公務員の代わりに調査する仕事をする人のことです。
今回の課題は、以前に相手に上腕をを鷲掴みされたことがあるので、その解き方を教えてほしいということでした。
そこで、上腕部の鷲掴みには、腕を内側から相手の腕に絡めるようにくるっと回すと取れるという例を示すために、相手の僕の上腕を掴んでもらい、実際にやって見せました。
「じゃあ、やり方を説明しますね」
と私が言うと
「難しすぎて、とてもできないです」
とその女性が私にいいます。
「やっても見ない、説明もしてないうちに、何故そういえるのですか」と聞きますと、
「そんなに簡単に手が外れるのは先生が上手だから」
といいました。
「できる、できないは、やってみてから! まずやる事!」
ということで、最初に、単独で片手を内から外に回す運動をしてもらいました。
ところが、これができないのです。何故か、外から内に回しています。
僕がこの女性の手を持って、こう回すと、回して指導しますと、その時できるのですが、やはり自分でやってもらうと反対を回す。
もうワザとやっているのかと思えるぐらいです。
でも、僕は、これを見て潜在意識の凄さを体感出来ました。
小さな子供でもできる単純な運動ですら、最初にできないと決めてやると、潜在意識ができないようにできないように操作してしまうわけです。
それで、30分以上かかって、相手の潜在意識がようやく納得し、簡単な動作であることを本人に納得してもらった後は、とても簡単に手を振りほどくことができるようになりました。
当人が「何でこんな簡単なことが始め出来なかったのだろう」というので、「初めにできないと決意、できないと言ったから」と付け加えました。
どんな簡単なことでも「できない」と言えば、潜在意識はできないように操作すわけです。
潜在意識を味方につけるか、敵にするか本当に些細な言葉の使い方でこんなにも変わるものなんです。
だから、合気道では「言霊の運用」といって、マイナスの言葉を穢れた言葉と扱います。
穢れるというのは、気がかれるということです。
自分の体から気をかれさせるのはマイナスの言葉を言えばいい。
自分の身体の気を活性化させるのはプラスの言葉を言えばいい。
ただそれだけ。要は潜在意識を味方にするということです。
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