皆さん、お元気ですか? 僕はメチャ元気です。
さて、前回は相手の力を利用するということで、その方法は2つあると言いましたが、今回からはより具体的に、話をしていきたいと思います。
先ずは今回は相手の筋力が作り力に合わせる技術について述べていきたいと思います。
相手の力に合わせるには
相手の力に合わせる一つの考え方として、相手の筋肉が作り出した力に合わせるということについて考えてたいと思います。
通常、人が相手の片手を掴んだとき、機械が平等にに指を動かせて掴むのではないので、その人により、若干のバランスの違いがでます。
そのバランスの違いを読み取って、相手の力がより掛かる方向に、自分の手首を傾けると、相手の掴む手をコントロールすることができます。
例えば、下図を参考にしてもらいたいのですが、相手が①のように掴んで、力のかかり方が赤い矢印の方向に掛かっていた場合、その方向に自分の手首を図②の緑の矢印のように動かすと、相手の手は思わずついて来てしまいます。
このように、相手の力を読んで、その方向に動かし、相手の力を先導していくことで、相手の腕力を殺し、相手の手を導くことができます。
しかし、相手の力を読むのは目に頼っていると、どうしても反応が遅くなります。
そこで、皮膚の感覚を敏感にして、相手の力の方や力の出し方の癖を、皮膚で読み取り、相手の力が相殺できるような方向に手首を動かすことができると、相手の腕を自在にコントロールすることができます。
相手の力の方向を読む練習法
ここでは、相手の力を読むための稽古方法として、一人でできる方法について説明しましょう。
先ず、下図①のように、自分の右手首を左手でしっかりと掴みます。そして、赤い矢印のように左腕で手首の骨を折るつもりで力を入れてみましょう。
右手では手首にかかった力を読みとり、その方向に緑の矢印のように手首を動かして見ましょう。
すると、右手にかかった力が一瞬でなくなるのが分かります。
さらに、左手で様々な角度に力を入れてみて、右手首をそれに合わせて動かす稽古をすることで、手首の感覚が敏感になり、相手に持たれたときにも瞬間で合わせらえるよになります。
この稽古になれてきたら、右手の感覚が、左掌に吸い付くような感触がでるようになります。
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