皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。
さて、前回は骨の合わせについて書きましたが、実は当会だけでも基本の合わせでも数種類に登ります。
実は秘伝に触れずに、ご紹介できればと思ったのですが、他の合わせでもかなり秘伝を出さないといけないことになるので大まかな説明だけしたいと思います。
当会での技の分類
先ず、当会で指導している合わせの種類について述べる前に、当会の技の分類法について述べたいと思います。
当会で指導している技術は、物理学、生理学、心理学の3つ分野に分け、更に、それらを神道の天火水地の4つのエレメントで分類します。
地の技術は、物理学的な力や構造力学やテコなど考えを入れた技術を指し、別名を骨の技術とよんでいます。
水の技術としては、生理学的な技術で、物理的な力の反応で起こる生理学的な現象を取り入れたもので、別名を皮膚の技術と呼んでいます。
火の技術としては、生理学的な技術ですが、ちょっとした小さな刺激によって起こる反射のようなものを取り扱うもので、別名は皮膚感覚の技術と呼んでいます。
天の技術というのは、心理学的な技術を使った技の総称で、一見不思議な現象を心理学により説明した技術群で、別名は空間感覚の技術です。
以上が当会の技術の分類ですが、それぞれの4つの分野で合わせというものがあります。
合わせの種類
合わせの種類といっても単純に数えても数種あり、天火水地でもそれぞれ複数の合わせがあります。
まず地の技術の合わせですが代表的なものとして2つの技術があげられます。
一つは前回説明した、「骨の合わせ」というもので、もう一つは「骨格の合わせ」です。
骨格の合わせというのは、骨格上で相手に対して構造上強くなるような位置関係を取ることで相手を誘導するものです。
これには2つあり、関節の角度を上手くとることで、自分の骨格で邪魔されない方向に移動できるように合わす技術と、構造上で相手の予想を上回るほど非常に力が出る骨格の使い方を行う技術です。
さらに、水の技術の合わせは、「骨の合わせ」より早いタイミングで相手の皮膚をずらすことで、相手の力感覚を狂わせる技術ですが、直接的、強引に相手を持っていくものと、導くものがあります。
火の技術の合わせは、相手が接触した瞬間に相手が握ろうとする意識を上手く導く技術と意識を逸らせてから相手の意識をコントロールするものです。
天の技術の合わせは、心理学的な技術を応用したものです。
心理学ではパーソナルスペースと呼ばれる、心理的な相手との距離というのがあり、同じ人でも相手により受け入れられる距離が異なるものですが、このようなパーソナルスペースを上手く活用した技術になります。
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