【人の理解はどこから来るか?】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

さて、今回もNLP心理学の前提と合気道について述べていきたいと思います。


人が理解するとは?

 

NLP心理学の15ある前提の一つに、「人は自分の世界の経験を前提に今直面していることを理解しようとする」ということがあります。

要は、自分の目に入ったことというのは、自分の経験と知識というフィルターを一度通して、世界を見ているということです。

例えば、「この時計のデザインをあなたはどう思いますか」と聞いて、デザインの批評をしてもらってから、「ところで、今、何時さしてましたか?」と聞くと殆ど答えられません。

デザインを見るときに、当然、時計の針もデザインに含まれていますから見ていたはずなのに、何分を指していたかを覚えている人はかなり少ないのです。

このように、人間はものを見るときに必ずフィルターをかけてみるわけです。

これは、目から入った情報だけではなく、五感すべてで起こるものです。


合気道では逆利用

 

実は、合気道では、NLP心理学の「人は自分の世界の経験を前提に今直面していることを理解しようとする」という特性を逆利用します。

そのため、その本質になっているものを秘伝として、上位の者にしか伝えないという面があります。

これは武道では当然のことで、自分の行う技が、事前に相手に知られていては、命に係わります。

相手が知らないからこそ効果があるので秘伝として伝えています。

僕の師である井口師範が、本部の大きな演武会に行きたくないといっておられた理由として「何で、翁先生からいただいた秘伝を、わざわざ皆にみせなあかんのや」と言われたことがあります。

井口師範の秘伝は、かなり非常識で、人が日常では経験することがないものですから、余計にそういったことを言われたわけです。

ところで、当会の稽古ではこういった秘伝を教えていますが、最近少し問題になってきています。

というのは、教えないときは対応できないのに秘伝を教えるとそれに対応して、相手の技を殺しにかかる人がいます。

当会で秘伝を教えるのは、秘伝の技に対抗するためではなく、少しでも早く上達して、才能ある人はもっと先を行くようにするためで、秘伝を使いこなせるようにするためです。

手品もタネを知って、それを稽古して、素晴らしいショーができるようにするためで、自分が観客になって、タネを見てインチキだと満足するためではありません。

最近、それを勘違いをしている会員が現れているので、今後、秘伝の扱いについて考えるべき時期がきたと感じています。

このように知らないから認知できないという点が合気道には大切です。


 

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