【形稽古は判ではない】2

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

3月18日火曜日の稽古では、参加者が、初級の人が二人と上級者が二人の黒帯の合計4人と僕という5人の稽古となりました。

今回からは、初級者と上級者の稽古のやり方を変えることにしました。


初級者には判で押したような形稽古

形稽古の基本はやはり何度もやって体で覚えることです。

例えば、僕は若いころワープロ教室の先生をしたことがあるのですが、キーボードを見ずに打つタブラインドタッチタイピングを指導すると、必ず、自己流で行う人が現れます。

彼らは曰く
「自分のことは自分が一番よく知っているので、そんな細かいことを一々聞いているから早く入力できない。自分の好きなようにさせてほしい」
と……

確かに、当初は自分の好きなようにする方が早く打てます。ところが、皆がブラインドタッチに慣れてきたころには、そういう人は、徐々に皆に負かされるようになります。

そして、当時、日商のワープロ検定会場開催の許可を受けいたので、ワープロ検定をすると、そういう人は、4級は余裕で合格しますが、3級になると中々合格できません。

一見、自分流というのがいいように思いますが、長い目で見ると完全にブラインドタッチができないため、ブラインドタッチに慣れてきた人にはかなわないのです。

このように、初級者の内から自己流や応用を行うようなことをしていると、肝心な部分が習得できずに終わるため、やはり、判で押したような形稽古は必要となります。


中級者以上はパターンを壊す

合気道の稽古に慣れてくると、つい最高の形というのを目指してしまいます。

そういった精密機械が行うような判で押したような形は、タイミングも力加減もすべて同じなので、一度その技を受けたら、どこでどう逆らったら良いかというのは、誰でもわかるようになります。

ですから、判で押したような形というのは綺麗ですが、実際に護身という考えからすると役にたちません。

そこで、中級者以上の人(合気道2級の茶帯クラス以上)の人の形稽古への取り組み方は変わっていく必要があります。

形を覚えるときは、技の受け手である受けは、あまり逆らわないようにしますが、中級者の場合は逆らってもらって、自分の欠点がどこにあるかを探す必要があり、その欠点を補う稽古が中級者には必要です。

さらに上級者では、相手というものを見る稽古が必要になってきます。中級者までは自分がどう行うかという点に注目していますが、上級者は、
・相手がどう動くか?
・相手の今の状況はどうなのか?
を常に意識しておく必要があります。

ですからそのための稽古ということを考え、タイミングをずらした稽古をなど工夫が必要です。

当会では、今回の稽古から、上級者に相手の状況を読む稽古方法を指導し始めました。

というのは、形の中でそれをいきなり入れるというのは難しいので、取りあえず、そのタイミングの取り方を指導し始めたわけです。

通常の合気道修行者の場合、そういった稽古ができませんので、かなり難度が上がりますが、形稽古の中にそういった要素を入れて稽古することをお勧めします。


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