皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。
さて、最近は、僕が学んだ合気道での「気」に関することについて述べていますが、今回は、人体を取り巻く気について述べたいと思います。
師匠の気の説明
僕の師匠・井口師範は「気」に関してはあまり具体的な表現はされませんでした。
というよりも、技に関するすべてのことを一つの「気」として説明されていました。
ところが、井口師範のご説明を聞くと、以前に伺ったものと非常に矛盾が生じ、僕はよく混乱していました。
これは、どうやら僕だけではなく、過去に在籍した会員の方も非常に混乱したようです。
そのため、「井口師範は矛盾したことばかり言う」と、井口師範の高段者の弟子のひとりが、クーデターを起こし、会員の大半を連れて、独立したということも過去にありました。
しかし、実際は、井口師範は全く矛盾したことなど何も言っていなかったのです。
それは弟子の理解が足りなかっただけです。
僕は井口師範の言われたことを、自分なりに徹底的に研究しました。そして、気に関する現象をまとめた結果、非常に面白いことがわかりました。
それは、すでに話ししていますが、気の現象面から、物理学、生理学、心理学、超心理学に分けることと、さらに、もう一点、人体の気の構造という概念を導入する必要があるといことです。
人体の気の構造
井口師範の口述されたことから、人体を取り巻く気についてですが、一つの気と扱うより、何種類かの気があると考えると非常に納得がいきます。
そのため、人体を構成する気は次の図のように考えると非常に理解しやすいということがわかりました。
要するに、気は、性質から、人体にある気と外部にある気の2つに分けられ、さらに、内部の気は、体の内部にある気、それを取り巻いて人体の表面をまるで器のように覆っている気に、外部の気は、人体の表面付近に存在する気とその外にある気というように分けることができます。
これらは、人の意識と非常に関係が深く、それぞれの気をうまく扱えると、相手を操作することができます。
例えば、眼前に見えるものの中で虫に目が行けば、最外殻の気がその虫に移動します。すると、最も外の気は自分の周りから外れ、他の方向への注意が全くダメになります。
これは身体内の気についても言えます。例えば、右手に強く意識があれば、左手がお留守になります。
このように合気道ではこれらの気を操作することで、武道として応用しています。
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