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健康護身術を指導している橋本実です。

【護身術の基本】13 武器を使う! 傘

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です!

さて、今回は「傘を武器として使う」場合の注意点を述べたいと思います。

傘を武器にするといっても、飽くまでも防御用と考えます。傘は非常に脆いので簡単につぶれてしまいます。

そのため、バットや木剣のように振り回すのは無理があります。相手をバットの代わりに傘で叩いても相手が小学生以外なら相手を怒らせるだけで、ダメージを与えることは殆どできません。

傘は縦方向に強いので、フェンシングの剣のような使い方がベストです。

しかし、構造上、物をつくようにできていませんから、相手の身体をついても相手にダメージを与えることはできません。

やはり、傘を使うにしても、相手の目を狙うようにします。しかも、相手に傘を持たれないように、相手が近づこうとしたときに、タイミングを合わせて目に向けて突き出します。

基本は目潰しですから、どのようなものでも相手の目を狙うということを基本にしておきましょう。

そうすれば、雑誌でも、丸めれば武器になります。ペットボトルの中身を相手の顔にぶっかけるという発想もでてきます。

場合によれば、ポケットティシュですらぶつけられると隙ができます。

相手の視界を一瞬奪うことで、隙ができますから、その隙をついて、攻撃が必要なら、金的(睾丸)を蹴るなり、距離をかせぐなりするとよいでしょう。

また、相手へ攻撃を加えるという意図がでると、意識が攻撃に向かうことで、自分の意識を恐怖から遠ざけることができます。

ですから、何かあった場合、攻撃するという意識をもつことが非常に大切です。

意識が守りに回ると、どうしても反応が遅れます。こういう意識のことを武道では先を取るといいます。

なお、護身術の目的はあくまでも、安全確保にあるので、お金を出すことで安全が確保できるなら、お金をだすのが一番賢い方法です。

攻撃するというのは、飽くまでも選択肢がない場合ですので、誤解のないようにお願いします。

 

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【護身術の基本】12 武器を使うポイント! 

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です!

さて、今回は、一見、役に立ちそうもないものをどう武器にするかの話をしたいと思います。

 


目を狙う

 

役に立ちそうにないものを武器を使う最大のポイントのは、相手の目を狙うということです。

目は非常に敏感ですので、目に向かってモノが飛んでくると人は反射的によけようとします。

ですから、護身術では、その反射を利用します。

 


コイン

 

 

相手の目を狙うなら、固いものならなんでも武器になるというのは分かりますね。

投げ方は、親指と人差し指で挟んで、内から外に手首のスナップを利かせて、相手の目に当たるように投げます。

投げたらすぐに、距離を取りながら、さらにもう一つのコインを親指と人差し指に挟んで次に投げる準備をします。

そうすることで、相手は容易にあなたに近づけないので、あなたは投げるふりを繰り返したりして、相手から距離を取りましょう。

 


 

上着

 

 

基本的には、上着では相手にダメージを与えることはできないということを頭に入れておきましょう。その上で、どうすれば有効に上着を武器に出来るかを考えないといけません。

先ず結論からいいますと、飽くまでも、上着は相手との距離を取るために使うということです。

そのポイントは、相手の顔、正確には相手の目を狙うという点にあります。

人は、目にものが飛んでくると、反射的にそれを避けようとします。避けようとすれば誰だって反応する動作が遅れます。それを利用するということです。

武器として利用するための上着の持ち方ですが、襟元をがっしりと握り込み、図のように服を前方にまっすぐ放り投げるように相手の顔面目掛けて打ち出します。

服を打ちだしたら、すぐに引き、何度でも打ち出せる用意をします。

そして、服を打ちだしたら、相手との距離を広げるようにします。

 

よくある悪い例は、パニックになって服をやたらめったら振ることです。これだと、簡単に服を捕まれ、武器にすることができません。

とにかく、相手の目を攻撃する。この点を忘れないようにしてください。

 

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【護身術の基本】11 武器を使う! ペン

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です!

さて、今回は「武器を使う」です。

前回は、急所を狙う話しをしましたが、暴漢に襲われている際には、パニックになりやすく、日ごろ使っていないと『本当に急所攻撃が効くのか?』と疑問が出てきて、中途半端な攻撃をしてしまうこともあり得ます。

そうなると、で逆に相手の怒りを買い、逆上させるだけで逆効果になります。

そのため、何かあったときにまず武器を使うということを念頭に置いておかなければなりません。

武器とは?
ですが、『日ごろから武器など携帯していない!』『通販で折り畳み警棒を買うの?』とか思う人もいるかもしれません。

しかし、いざというときには、すぐに武器が手にとれる可能性が低いです。

何故なら、日ごろ滅多に使わないから、初めは取り出しやすいところに入れておいても、邪魔だからドンドンとカバンの奥にしまったりしてしまいがちです。

そこで、何を武器にするかということですが、身の回りのものを武器にします。武器にすることを考えた場合、かなりのものが武器になります。

例えば、ペン、バッグ、傘、雑誌、ペットボトル、コイン、上着、靴などです。こういうと成る程と思うかたもいらっしゃるでしょう。

このように「ペンは書くもの」「バッグはモノを入れて運ぶもの」など固定概念をあらかじめ外しておくと、すぐに武器にできるわけです。

しかし、それぞれを武器にしようとするとやはりそれなりの知識が必要です。そこで、それぞれに応じた知識について述べていきましょう。

 


ペンを武器にする

 

 

「ペンを武器にする」というと、『確かに武器になりそう』と思われた人が多いかもしれません。

ところが、ペンを武器としようとしても武器として効率的な使い方ができないと、効果を十分にだせません。

まずは、持ち方を覚える必要があります。効果的な持ち方は2種、下図のようにしっかり持ちます。そうすることで、ペンが折れたり、手から離れたりすることがなくなります。

 

 

なお、ノック付きペンの場合で、右のような持ち方をする場合は、ペンのボトムを押さえるのではなく、クリップ分のボトムを押さえましょう。

また、中国武術などでは、暗器という考え方があります。相手に武器を持っていると悟られないように隠して武器を使うという考え方です。

上記の持ち方だと、ペンの大半が手でおおわれていますので、相手は認識しにくいというメリットもあります。

相手は武器を警戒していなければ、手をさされるだけで、予想外の痛みで、心理的に非常にインパクトを与えることができます。

そうすることで、相手から距離を十分とることができます。2メートル以上相手から離れると、相手が武器をもっていても、いきなり相手に刺されるということはありません。

とにかく2メートル以上の距離をとり、さらに距離を取っていくということ、相手から注意を離すのは6メートル以上の距離になってからで、そこからは一目散ににげましょう。

今回は、ペンの紹介をしただけで、かなりの文字数になりましたので、続きは次回にします。

 

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【護身術の基本】10 急所攻撃のまとめ

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です!

さて、前回は、急所である目を狙うというお話しをしました。そこで、今回は急所のまとめをしたいと思います。

復習ですが、急所というのは、ダメージを追いやすい人体の部分をいいます。前回の目を狙うというのが最大の急所です。さらに最も有名なのが男性の金的(睾丸)です。

また攻撃の方法によって、靴のエッジや武器を使うなら脛、一本拳を使うなら胸骨など骨の弱いところを狙います。

ちょっとそれぞれのまとめをしてみたいと思います。


目への攻撃

 

 

攻撃方法として、モノを投げることによって一瞬視界を遮ることで距離を取る。相手につかまれたときには手による目潰しで危機を避けることができます。

モノを投げる場合、モノはなんでもいいが、大切なのは相手の目を狙うことです。そうした場合ハンカチのような柔らかい布でも十分効力を発揮します。

下の絵はハンカチを投げ、相手から離れるときの様子を示しています。一度、他の人にナイフを持っていると想定して、かかってもらってください。どれだけハンカチが効果があるかわかるはずです。

 

 

よく覚えておいてほしいのは、いきなり手を捕まれた際に、体に力が入ってしまった場合、相手に逆らうのが精いっぱいで、手を抜く技術を知っていても使えない場合があることです。

そんな場合、確実にパニックになります。パニックになったときにでも、使える技というのは単純な技です。

 

 

その点目潰しは、やり方を覚えておけば誰でもすぐにだせる攻撃ですし、攻撃することが最大の防御となるということも重要で、確実に押さえておきましょう。

 


金的攻撃

 

 

金的攻撃には大きく分けて2種類あります。一つは手で攻撃する方法、もう一つは足で蹴上げる方法です。

相手の股間を蹴り上げるのは、護身術では非常によく指導されるやり方ですが、問題点としては、相手が半身(足を自分に対して前後に開いている立ち方)の場合、前にある足が邪魔になって攻撃できず失敗し、バランスを失う恐れがあります。

そこで、手で相手の金的を攻撃することも覚える必要があります。ただし、女性の場合、手で攻撃する場合、かなり嫌悪感を伴う人がいるので、掌打は不向きです。ですので、鉄槌打ちといって握りこぶしの小指側を肘のスナップを利かせて、打ち込みましょう。鉄槌打ちの場合だと、かなり嫌悪感が軽減されるでしょう。

 


脛や膝の攻撃

 

靴のエッジが相手の骨に当たるように攻撃してください。骨にまともに当たればかなり効果的です。

 


一本拳

 

 

一本拳は、拳を握って、人差し指あるいは中指を飛び出させ、飛び出した指の第2関節で、打撃をしたり、押し付けたりするのに使用します。

一本拳で、相手の急所を強く押すだけでもかなり効果が発揮できます。一本拳で狙える急所は、胸の中心の骨である胸骨、肋骨、手の甲、顔面だと鼻と口の間にある人中のツボ、目、顎関節の根本部分などです。

下図を参照して、一度自分自身で押して見てどこが効くかを確かめておきましょう。

 

 

尚、肋骨の弱い部分は、常に上腕や肘によってガードされているので、脇が開いている部分を狙う必要があります。

また、手の甲を強く押すだけでもかなり効果がありますが、図の薬指の下にある「手甲(しゅこう)」の急所は尺骨神経を直撃する位置にあるので、手先がしびれ戦闘能力を失うとされています。

 

以上、急所攻撃の復習でした。

万が一、暴漢に襲われることがあったら、急所を一度攻撃しても上手く行かないことがあるので、一か所ばかりにこだわらず、あらゆる急所攻撃を仕掛けるつもりでいてください。

次回は、日常の何を武器にできるかという話しをしたいと思います。

 

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【護身術の基本】9 目を狙え!

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です!

さて、今回は急所について述べたいと思います。

急所というのは、ダメージを追いやすい人体の部分をいいますが、何と言ってももっとも有効な場所は目です。さらに、相手が男性であれば睾丸でしょう。睾丸は専門的には金的(きんてき)と言います。

そして、前回お話しした脛も靴のエッジで蹴れば急所となりえます。

今回は、急所の中でも、目について述べたいと思います。

 


 

護身術の基本は相手の弱点を突いてでも、安全確保をするということです。特に目は非常に敏感なところですから、ゴミが入ってもそれだけでもかなりダメージをかんじます。

護身術で、危険回避のため相手の目を狙わないという手を外すことはできません。目を狙うといっても、いろいろな方法があります。

相手と距離があるときは、相手の目に向けてものを投げることです。そうすれば、相手がボクサーや格闘家でなければ、必ず反射的に目をつぶってしまいます。

この相手の気を削ぐという行為だけのたった一瞬ですが、相手と距離をとるのには十分な時間です。

この一瞬で、あなたは相手とかなり距離をとることができます。少なくとも2m以上は相手から離れることができます。

下の図は相手の顔にハンカチをぶつけている例を示しています。

 

このように、目は弱いので、ハンカチのような柔らかいものでも、逃げるための一瞬の時間を稼ぐことができます。

また、相手に捕まった場合でも、相手の目に指を入れることで、かなりのダメージを与えることができます。

漫画では目潰しといってV字をつくって目をつくのが一般ですが、相手が少しでも動けば、最悪指を骨折しかねません。

そのため、人差し指、中指、薬指を真横一直線いなるように合わせて、相手の片目を狙って突き出します。

このとき、そのまままっすぐ突き出すと指がくにゃっとなって、目つぶしにもなりませんから、少し丸くなるような感じで、相手の片目をひっかくようなつもりで、指を突き出しましょう。

そうすることで、確実に相手の目を捕らえ、目つぶしを入れることができます。

命を守るため、犯罪者への攻撃は躊躇なく行いましょう。可哀そうだとか、そういった感情が少しでもあると、躊躇してしまい、あなたの命を危険いさらす恐れがあります。

そして、相手の目を完全につぶすというつもりになることで、躊躇しないという決意があなたに生まれ、それだけで犯罪者は無意識的に異様な殺気を感じ、あなたに近づこうとしなくなります。

そうなればシメタもので、あなたはすぐに距離(2メートル圏外)をとりましょう。もし数メートル、ようするに逃げるのに十分な距離がとれたなら、一目散に走ってにげましょう。

相手があなたの襟首をつかんまれたときに、目に手をいれても正当防衛です。

しかし、犯罪者は非常に卑怯で卑劣ですので、あなたが特定されるかもしれない状況では、逆に犯罪者が警察に被害届をだします。

そういった状況が考え得る場合は、そのときのため、その服はすぐに洗濯しないことが大切です。

そして、事情聴取されたときに、その服を提出し、相手の皮膚組織が付着しているのを監察で調べてもらえば正当防衛が証明できます。

また、周りにいた人の連絡先を聞いておいて証人になってもらう準備もできればやっておきたいものです。

 

 

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【護身術の基本】8 護身の蹴り

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です!

今日は、素人が護身に使える蹴りについて話していきたいと思います。


高い蹴りは素人に不向き

 

私はかなり昔に空手を学びたくて、空手の護身術のセミナーとか道場の一日体験とか参加したことがあります。

そのとき、教わった蹴りというのは中段、上段の高い蹴りの出し方でした。

中足を返して蹴るとか、膝を抱えるようにして蹴るとか非常に難易度が高く感じました。

特に空手をつかった護身術の体験で感じたことは、体の固い素人がいきなり学ぶには中段蹴りですら中々使えるものでないということでした。

また、極真カラテを体験したときは、逆にローキックの恐ろしさを味わいました。

今更なぜこのようなことを言いだすかというと、素人が護身のための技術を身に付けるのなら、腰から下の蹴りをやった方がいいと思うからです。

その理由は体の固さともう一つは、片足になる時間が長いとバランスを失いやすく、最悪の場合は転倒する恐れがあり、危険だからです。

しかし、極真カラテなどで行っているローキックになるとやはり専門性が高すぎ素人には不向きです。

 

護身術につかえるには、素人がすぐに出来て、しかも相手にダメージをある程度は与えられるものになります。

それが、靴のエッジを使った蹴りです。

 


靴のエッジを使った蹴り

 

 

実は私は、合気道の師匠が亡くなられてしばらく経ってから、ジークンドーという武道を始めました。

その時に、最も衝撃だったのが、靴のエッジを使ったローキックだした。というのがこの靴のエッジを使ったキックが脛に直撃するとかなり痛いのです。

そんなことぐらいで、本当に効くのかなと経験のない人はきっと思うでしょう。しかし、現実を経験すると『なるほど!』と思うはずです。

というのは、ジークンドーの稽古では安全のため足に厚いプロテクターをします。それにも関わらず、脛や膝への靴のエッジを使った蹴りはかなり痛いのです。

しかも、足先の力の入れ方とか足先の形など一切問われないにもかかわらず、かなり効果がありました。

この蹴りの稽古で最初は我慢できますが、稽古の途中から、
『もうこの稽古やめてくれないかなぁ。早く終わらないかなぁ』
と考えたぐらいです。

それぐらい、エッジを利かせた蹴りは痛いです。

これなら、素人の人でも思い切り蹴れなくても、相手にかなりダメージを負わすことができると思いました。

まず当てる場所ですが、これは脛や膝の骨に靴のエッジをぶつけることが大切です。

蹴り方はどうでもいいです。兎に角、靴のエッジを相手の膝や脛の骨にぶつけるだけです。

専門的な蹴り方を知っているとより効果がありますが、相手の足を蹴るだけなら、専門知識がなくても、十分護身として役に立ちます。

相手の脛や膝を思い切りけっとばしたら、後は走って逃げるだけです。

相手は多分、痛すぎてすぐに追いかけてこれなません。

護身術はあくまでも安全確保であり、相手に勝つための方法ではありませんので、とにかく相手のスキをつくることが大切です。

暴漢が現れたら、手加減抜きに相手の足の骨を蹴る!ということをお忘れなく!

 

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【護身術の基本】7 肘打ち

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です!

今回は護身術の基本の中の攻撃方法の中の「肘打ち」についての説明をします。

人体のなかで膝と肘はかなり硬い部分ですので、強打を行っても骨折するような恐れはあまりありません。

ただ、肘や膝を使うには、かなり接近した状態でないと効果がないので、距離がある場合は掌底打ちの方が都合がいいです。

ただ、抱き着かれたりした場合、肘打ちが効果的なことがありますので、肘打ちの稽古もしておくに越したことはありません。

【肘打ち】
肘打ちで使う部位は基本的に下図のように、Ⓐ肘の全面、Ⓑ肘の頂点、©肘の後面です。

使う部位によって体の使い方が異なります。肘の使用する部位による体の使い方は下図の通りです。

Ⓐ肘の前面は、正面にいる敵に対して腰を回して肘の全面を相手の顔の側面にぶち当てます。
Ⓑ肘の頂点は、反対の手でサポートしながら横にいる敵の肋骨を目掛けて打ち込みます。
©肘の後面は、振り向きざまに敵の顔面にぶち当てます(下図参照)

肘打ちはかなり効果の高い攻撃方法ですので、是非稽古していつでも出せるようになっておくことお勧めします。

肘の前面と後面で打つ場合の注意事項としては、腰の回転を十分に使うという点です。

ただ、肘打ちはかなり間合いが近いので、相手が刃物を持っていたりする場合はとどめの一撃をする以外、とても危険ですので、私用しない方が無難です。

刃物など暴漢が武器を持っているときは、物を顔目掛けて投げて、相手との距離を取るということを覚えておいてください。

次回は、靴のエッジを使って攻撃することについて述べたいと思います。

 

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【護身術の基本】6一本拳

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です!

さて、今回は、暴漢に対する攻撃法の第二弾、一本拳について述べたいと思います。

 


一本拳

 

 

一本拳とは、人差し指または中指のどちらかの第二関節を拳から突き出して打撃などを行う握り方です。クレヨンしんちゃんのみさえさんがグリグリ攻撃でつかっているやつですね。

一本拳は、合気道では実戦において、当て身(合気道では打撃のことを当て身といいます)を脇腹に入れるときに使います。要するに相手のあばら骨を折る訳です。

一本拳は強打で行うにはかなり鍛えておく必要があります。しかし、軽く相手を第二関節で押すだけでも場所によったら非常に強い痛みを与えることができるます。

また、当てる場所にもよりますが、15センチぐらい距離があれば、素早くパンチをすることで、かなりの衝撃を相手に与えることができます。

試しに、自分の手の甲に軽く指の第二関節が当たるようパンチをしてみましょう。かなり痛いはずです。

この一本拳の用途はかなり多いです。打撃に使うだけでなく、強く押し付けることでかなりのダメージを相手に与えることもできます。

相手が正面から身体に触れに来た場合は、胸骨や肋骨に強く押し付けると相手は痛みのため、手を緩めるでしょう。

また、馬乗りになってきた場合も、胸骨に思い切り押し付けてやり、相手が痛がった時点で、相手を押し倒せば、馬乗りからの脱出もできます。

また、効果的な位置を図でしめしておきます。下図の印が急所となっています。特に、胸骨の2か所の印は一本拳を押し付けるとかなり効きます。

また、胸だけでなく、手の甲に押し付けてもかなり痛みが出ます。

恐喝で胸ぐらをつかまれたとき、後ろから首を絞められたときなど、一本拳を手の甲に強く押し付けるだけでかなりの効果がでますので、十分に使えるようにしておきましょう。

痴漢が女性のお尻や胸を触りにきたとき、一本拳の第二関節で相手の手の甲に強く当ててやるだけで非常に効果ができます。

痴漢は何か固いもので攻撃されたと感じ、二度と手を出してこないでしょう。

次回は肘打ちについて書きたいと思います。

 

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【護身術の基本】5 掌打

【護身術入門】5
皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です!

さて,今回から相手への攻撃法を述べたいと思います。大切なポイントは、攻撃を出したことで自分自身が怪我しないことです。

護身術入門ということで、この記事では相手への打撃を加える際に自分がけがをしにくいということを前提に素人でもできる攻撃技を紹介していきましょう。


護身に向いた攻撃技とは?

護身術といえば、よく拳の握り方から、腰を入れたパンチの打ち方など教わると思います。しかし、素人にとって、パンチはリスクが大きすぎます。

例えば、頭部をパンチで力いっぱい殴った場合、手の骨が折れるというケースがあります。

また、腹部を殴ったときに、相手に腹筋を絞められた場合、手首を捻挫したり、骨折したりとダメージを受ける場合もあります。

そこで一番お薦めできるのが、掌打(しょうだ)です。


掌打

掌打というと、平手打ちと勘違いする人がいますが全くちがいます。掌を使った打撃法です。平手打ちはモーションが大きく、簡単にブロックされてしまいます。

それに掌で相手を打った場合、腕に思わず力が入っても、手にダメージを受けることがありません。

掌打には掌の根元部分を使う掌底打ちと手刀を使う打ち方があります。素人が行う場合は掌底打ちがやりやすいでしょう。

ここでは掌底打ちについて説明したいと思います。

掌底打ちは、掌底を相手の顔面にまっすぐに叩きつける技です。相撲で使っている張り手といえば想像がつくと思います。

 

掌底打ちは体を使た打ち方の方が効果が高いですが、かなり練習が必要ですし、指導者に指導してもらわないとできません。

ですが、本格的な技術を学ばなくても、素人の方の場合、日ごろから壁などを叩くことでかなり実用的な力が身につきますので時々掌底打ちを稽古しておくといざというときに使えます。

さらに、護身に有効な攻撃法としては、一本拳、肘打ち、靴のエッジ、急所攻撃などがあげられます。これらができると、かなり手足が武器になりますので、この護身術の基本シリーズで順次説明していきます。

次回は一本拳についてお話しします

 

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【護身術の基本】4 間合い

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です!

さて、今回は前回に引き続いて護身での攻撃についての考えかたを解説していきたいと思います。

 


相手との距離は2m以上

 

 

護身の距離(間合い)というのは一般的に2m以上と言われています。

2メートルというのは、相手はあなたを捕まえようと進んでも、捕まる前に、逃げることができる最低限の距離です。6メートルあれば、決して追いつけない距離といわれています。

ですから、相手が間近にいる場合は、ものをぶつけてでも2m以上の距離をとるべきです。とにかく犯罪者との距離は2メートル以上、これを覚えておきましょう。次回では、素手での攻撃方法についてもう少し述べたいと思います。

 


弱点である顔に物を投げる!

 

 

犯罪者との必要な距離がわかったところで、次はより相手との距離を広げる方法について見ていきましょう。

まず、暴漢があらわれ、自分が被害にあいそうなら、相手の顔に物を投げるのが一番です。ちょっとしたものですら、顔に飛んでくると反射的に避けようとしてしまうのが人間です。

ですから、小銭を手に常に持っていて、それを相手の顔をめがけて投げてやるだけで相手に隙ができます。

ちなみに、僕は、例えば電車に乗る際、必ずペットボトルのお茶かジュースを買います。ペットボトルを持っているだけで武器になるからです。

相手が刃物を持っていたら、顔面めがけペットボトルをぶつけるのもよいし、飲み物を浴びせるのもよい。一瞬相手の気をそいでやるだけで、こちらは有利になります。距離を稼ぐこともできれば、蹴るなど急所への攻撃もできます。

急所というと、男性の股間だけを想像する人がいると思いますが、目への手での攻撃もかなり相手にだダメージを与えます。

また、靴で脛をけるもの有効です。物を投げて、気が逸れたところ、靴で脛を何度も蹴れば相手はたまらなくなります。

特にエレベータのような密室では、大切なポイントは攻撃を止めないということです。エレベータが止まってドアがあくまで攻撃を続行しましょう。

次回では、素手での攻撃方法についてもう少し述べたいと思います。

なお、護身術に興味がおありの方は、ブログでは公開できない力のいらない特別な3つの秘伝を使った技術を紹介した電子書籍をアマゾンで販売しています。ご興味のある方は、よければ読んでみてください。
力の弱い人でもできる唯一の護身術

 

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