「クラスで2番目に強い」と小学部の生徒が自慢を!

護身術を教えておよそ2ヶ月目の小学6年生の子供が、「俺、クラスで2番目に強いんや」と自慢していました。仮にA君としておきます。このAくんは暴力はあまり好きでないタイプの子供で、体格は平均より少し大きめです。

話を聞くと、クラス1番は空手を数年やっている子供だそうで、空手の大会で入賞ばかりする子供だということですが、人と争うことはないそうです。A君はクラス2番の子供に喧嘩を売られて、この子供に勝ったことで、クラス2番になったそうです。

ことの顛末は、この元クラス2番の子供を仮にB君としておきますが、このB君は、少しヤンチャで、事あるごとに、おとなしい子供に理由もなく殴ったりけったりしていたそうです。しかし、喧嘩になると、誰もB君にかなわないので、ほとんどの子供は黙ってされるままになっていたそうです。

ところが、先日、このB君が、いつも他の生徒にしているように、理由もなく、A君に殴りかかってきました。そこで、A君は、とっさに護身の型を使って反撃したところ、B君を後方に吹っ飛ばし、倒してしまいました。驚くほど後ろに吹っ飛ばされて倒れたB君は、思いの外の出来事で、恐怖とともに力の差を思い知らされ、それ以来ずいぶんと大人しくなったとのことです。

喧嘩になるという間もなくあっけなく幕切れになったので、周りの子供たちがA君のパワーに驚いたそうです。

A君は平和主義ですから、他人に悪いことはしませんので、いじめられていた子供たちが喜んでいます。B君が悪さをしようとしても、A君が来ると大人しく引き下がるようになったとのことです。