皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。
読者の方の中には、僕は超能力を否定していると思われているかもしれません。
別に僕は超能力を否定するのではなく、僕には超能力がないから使わないというのが正しいと思います。
今日はその点の話をしてみたいと思います。
超能力者の気
例えば、中国武術の本など見ると、超能力のような気の話が沢山でてきます。
例えば、少林寺武術の百歩神拳というのがありますが、相手から百歩離れたところから、相手と接触をせず、打撃を打ち出すことで相手を死に至らしめたり、強烈な打撃を与えたりする技術のようです。
僕は実際に見たことがないので、どのような技術なのかは分かりませんが、文献にあるぐらいですから、ドラゴンボールのかめはめ波に似た効果があるのでしょう。
ところで、少林武術のある技術書に載っていたのですが、少林寺の僧が、一指禅という修業の中で、数メートル離れたロウソクの火を前後、左右に動かす修業を十年やってようやくできるようになったという話が載っていました。
一指禅はもっと深いものがあり、心の力でそこまでできるというのは本当に素晴らしいことですが、それを単なる物理現象としてとらえた場合、 息を吹きかければ、誰でもローソクの火を前後左右に動かすことができます。
要するに、物理現象を心や気だけで起こすのは、非常に大変な修業が必要で、しかも才能に非常に左右されやすいですが、物理現象という点で考えれば、別の方法でもできるということです。
当会は、誰もが簡単にできる技術を目指していますので、こういった特殊なことは、特殊な能力がある人が、才能のある人に教えればよいと考えています。
普通の人の気
先ず、普通の人といういのは、サイコキネシスなどないのから普通の人なわけです。
そんな僕たち凡人ができる気の技というのはどのようなことかと言いますと、物理学、生理学、心理学などとともに共存できる気の使い方です。
合気道に関わらず、武道というのは、相手に物理的に影響を与える必要があります。
ですからいくら気が見えても、相手を倒すことはできません。やはり武道では物理的に相手を崩すということができないと意味がありません。
ですから、武道を行う場合は、物理的な現象に基づいて、気を感じる必要があるのです。
ところが、この気というのは、実は感じ易い人と感じにくい人がいます。
一般的な合気道では、この気を感じる人に合うように作られています。しかし、この気を感じる人は全人口の30%ぐらいの人しかいません。
しかも、才能がある人となると、その内の10%ぐらいということになるでしょうか? ですから全体からすると3%の狭い門となると思います。
3%といっても、ただ才能という点で見た場合です。しかし、科学的に考えることができれば、3%を99%まで上げることは可能です。
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