合気道では、横面打ちに対して、「大きく横に回り込め」と指導されます。確かに演武を見ていて、きれいに感じます。
ある合気道師範は、この点について「コマのような小さなものが回っていてもそれで大きなけがはしないが、公演の遊具のような大きなモノが回ると威力が強烈で、大けがをする人もいる。だから、大きく回った方が威力が大きい」と説明していました。
このとき、私は、「なるほど」と感心したものでした。ところが、大きな動作をするとどうしてもタイミングが遅れてしまいます。これを自分の運動神経の問題だと思っていました。
しかし、井口師範に師事したのち、井口師範が「大きな動作にはエネルギーがたくさんいるんや。だから、できるだけ小さく相手をまわさないとあかん。そうすれば、相手は簡単に崩れるんや」と言われました。
ということで、今回は、井口師範から教わった横面打ちのさばき方をYoutubeでご紹介します。
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