【自分軸】

【自分軸】
以前に、概念的な【自分軸】のお話しをかきました。今回は【技における自分軸】について書きたいと思います。

【技における自分軸】というのは、先日お話ししました【軸をつくる】とは全く違った意味の軸であり、合気道におけるもっとも大切な軸であり、基本をなすものです。

その軸は、天から気がまっすぐに自分に降りてきて、そのまま地面を貫くような感覚があり、地面まで達した気が地面で反射して、身体を通って手から出るというような感覚を持ったものになります。

それは飽くまでも、感覚であって、気が本当に存在するかと言う問題ではなく、そう感じるということです。
ですから、そう感じると、体が最高のパフォーマンスを発揮するものだとご理解いただけるといいかと思います。しかも【自分軸】は純然たる技術ですので、誰でもできるものです。

もう一度いいますが、以前お話しした【軸を作る】では、技を仕掛けるさいに、自分と相手とが一体にならないといけないのですが、その一体となり回転を伝える軸と言う意味ですので、今回の【自分軸】とは意味が全く違いますのでご注意ください。

後は映像をご確認ください。映像でも非常に曖昧な表現にもなっていますが、小学校4年生のお子様でもできる純然たる技術ですので、そう考えてごらんいただけるとありがたいです。

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