手首取りの技の意義について16

みなさん!
こんにちは、お元気ですか? 僕はめちゃ元気です!
さて、手首取りの技の意義について今回で16回目となりました。前回から相手の「外殻の気」のコントロールについて書いています。前回は、片手取り小手返しの技で説明をするということで話は終わりましたが、片手取り小手返しの技でどこで「外殻の気」をとっているのか分かったでしょうか?
前回の説明では、どこが「外殻の気」をとっているのかという部分が非常にわかりにくいと思いますが、今回の説明のため、もう一度前回の説明を載せておきます。

①先ず、左手首を相手の右手で捕まれた場合、己の右手で相手の顔面に当て身を入れる。
②すかさずその右手で相手の皮膚を撫でるように、相手の前腕に沿わせるとともに、左手を相手の右手から抜き取ります。
③沿わせた右手をそのままにして、左手で上から相手の手を小手返しをしやすい位置で軽く抑えます。それと同時に、左足を軸に相手に対して横になるように転換し、相手の手をつかみます。
④さらに逆ターンすると同時に小手返しを効かせ投げます。

上記の説明では実は3度「外殻の気」を取っています。
先ずは②の動作です。これは多くの人が分かったと思いますが、「相手の皮膚を撫でるように」とありますが、この点ですね。相手の皮膚を撫でるように取ると、不思議と相手の右手から左手が簡単に抜けます。ところが、左手を抜こうと相手を右手で思い切り抑えると、中々左手は抜けません。力の弱い女性なら全く歯が立たないことになるでしょう。

さらに2度目は、左手を抜いた後、右手をそのままに残したときです。これも右手をそこに残すことで相手の「外殻の気」が反応して、何故か相手は自分の右手を動かす気にならないのです。

さらに、3度目は左手で相手の右手を押さえる時です。このときもいきなりつかむのじゃなくただ、相手の手に置いておきます。そして逆ターンをしたときに初めて小手を決めるわけです。

を抜く際に、右手で相手の右手の「外殻の気」を捕らえています。「外殻の気」を捕らえる際は決して「内殻の気」に影響させないというのが原則ですので、あまり強くすると「内殻の気」に影響がでます。

そんなので効くかと思われると思いますが、心理学ですというのが答えです。相手はこちらが危害を加えないと「防衛本能」が働かないのか不思議と何もし返そうとしないのです。このようなそれぞれの動作が合気道では合わせと言って、相手と一体になり、相手の反応を起こさないということを導きます。その結果相手は、訳も分からず投げられてしまいます。

すると投げられているのに笑いが出てきたリします。敵意むき出しで、力づくで投げられると、かなり悔しさがこみあげて、笑い出すと言うことはおこりませんが、合気道で意味が分からず投げられると笑いがでてくるのです。まさに、世界平和を目指す合気道ならではと思います。

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