【横面打ちと気の関係】1-人体の気の構造

みなさん!
こんにちは! お元気ですか?  今日も僕はメチャメチャ元気です!

さて、今回はまたまたあまり一般の合気道の稽古では明かされない、横面打ちでの気の問題について話したいと思います。
ただ、かなり説明を要しますので今回は気の構造についてのみ話します。

その前に、当会で分類している気の種類について話しておきますね。このブログを読んでいる人はもう馴染みのあれです。

僕自身が師匠から教わったのは、全て気として教わりました。当会で勝手に名前を付けたものですのでご了承ください。

横面打ちなど、攻撃技を想定する場合、相手の心理に関係の深い最外殻の気の変化の様子を知っておくと技を掛ける際に非常に都合がいい。また最外殻の気は「行動の気」とも言えるもので、人間が行動を始めるときに必ず出るものです。

ですから、「俺には気は見えないからこんなこと学んでも意味がない!」なんて言わず、知識として覚えておくといいですね。
では、少し説明しておきますと、人体の気は、基本的には皮膚より内と外の空間の2か所に分布しています。そして、大気にも上空と地表では空気の流れも圧も違うのと同じで、気も場所によって性質が違ったものになります。

そこで、それぞれの性質から気を分類すると、人体内にある内の気では、表面に流れる気と内部に存在する気、それぞれを内殻の気、核(中核)の気と名前をつけています。また、空間に分布する気は、外の気として、体表にある気を外殻の気、一番外側の気を最外殻の気です。

そして、今回横面打ちで解説するのは外殻の気の変化です。外殻の気というのは戦闘機などに搭載している相手を感知するレーダと同じ働きがあります。ただし、このレーダーはかなり心理状態の影響を受け、常に指向性が変化します。

横面打ちを防御することを考えたとき、相手の心理状態を知る必要があります。相手の心理状態により動く気が最外殻の気なのです。次回は横面打ちにおけるその変化を説明しましょう。

今回、文章がかなり長くなりましたので、ここまでとします。

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