【合気道の正しい姿勢3】姿勢矯正法ができない理由

皆さん! こんにちは!
お元気ですか? 僕は相変わらずめちゃくちゃ元気です!

さて、昨日ご紹介した姿勢矯正法をやってみた人がいるかもしれませんね。でも、全く上手く行かなかった人がかなりいると思います。今回からは、矯正法で上手く行かない人の問題点を述べていきたいと思います。

先ずは、腰から上に感覚が上がらなかった人に関してです。この場合は、あまり日ごろ運動しない座り仕事をする人に多く見られます。かなりの時間座って仕事をしているため、腸腰筋群(大腰筋、腸骨筋、小腰筋など)が縮んでいるのが原因です。実は僕の若いころの不調の原因もこの筋肉の縮まりにも原因があったと思います。

特に、床に足を投げ出してあおむけに寝たときに、腰に違和感を感じ、長時間あおむけで寝るのはつらいと感じる人は間違いなく大腰筋が縮んでいます。酷い場合、足をまっすぐしていると腰が辛く、膝を曲げて寝ないとあおむけに寝れない人もいるのではないでしょうか?

大腰筋は下図のように、背骨と大腿骨を結んでいる筋肉です。

大腰筋は、股関節の屈曲に使う筋肉で、図のように足を上げる場合に用いられます。図からもわかるように椅子に座っている仕事をしている人は常に屈曲状態、要するにこの大腰筋を縮めて座っていますので、筋肉が縮んだ状態で固まっている人が多いです。

特に女性の場合、姿勢をよくしようとして、腰を前に入れて反らせている人がかなり多いため、腰を反らせるためにさらに大腰筋を縮めてしまっています。その結果、腰痛や肩こりに悩まされる人も多いようです。

また、ビール腹の男性の場合も大腰筋が縮んでいる可能性があります。お腹に重い脂肪があるため、重力でお腹が前に引っ張られ、その結果、大腰筋が立っていても縮んでいる恐れがあります。

この様に大腰筋が固まっている人の場合、背骨をコントロールしようとしても、この筋肉が背骨を引っ張って、背骨を動かせてくれません。そこでこの筋肉のストレッチをする必要がありますが、固まってしまっている人の場合、固まったコリをほぐしてやらないと効果的にストレッチができません。

先ずは大腰筋の運動をしてやる必要があります。大腰筋の運動にはレッグレイズと言ってあおむけに寝て、伸ばした足を上に挙げ降ろしする運動があげられますが、日ごろ運動していない人は腰を痛める恐れがあります。

そこで、まずは、筋肉に動くことを教えてやるため、立ったまま膝を挙げる運動から始めるといいでしょう。やり方は図の①のように膝の上げ下げです。この際の注意点としては、足を降ろすとき床に付けないことです。運動①を左右20回ぐらいやったら、図の②のようにして、前腰部をストレッチします。

今回はこれまで。合気道の身体作りができると、自分よりも筋力のある人に思い切り手を捕まれても、簡単に相手の力に逆らうようなことができるようになります。是非、合気道の身体を手に入れてください。

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