皆さん、こんにちは!
お元気ですか? 僕はすこぶる元気です!
護身を考える上で一番必要なのは攻撃ができるかということです。ですから、まず最初に覚えるべきことは攻撃技です。しかも大切なのは相手の弱点を責める攻撃技を覚えておくことが特に力の弱い人には必要です。
ところで、護身術を教えていてよく言われることがあります。それは、特に女性に多いのですが、
「私は暴力は好きではありません。人を殴ったり蹴ったりすることは心理的抵抗があります。簡単に暴漢を制する方法を一つだけでいいので教えてほしいです」
正直に言って、世の中に、殆ど稽古もしないでただ方法を教えてもらっただけでどんな暴漢にでも簡単に対処できるような技はないと僕は断言できます。
己より力の勝る暴漢に攻撃一つせず抑え込めるような技術をもっているというと達人以外いません。しかも達人というのはは臨機応変に技を駆使して相手を制します。ですから、一つの方法だけでオールマイティに対処するということは達人以上である必要があるわけです。このように理詰めで考えると、そのようなことが稽古をほとんど積まず方法だけを聞いてできると思うのはかなり非常識とわかると思います。
ところが、暴漢に襲われた経験もなく、取っ組み合いの格闘の経験もないと、ついそのように考えてしまいます。頭で考えてああすればいい、こうすればいいというのと、実際の場面ではかなりギャップがあります。経験もないことは人間には想像ができないのです。
それはともかくとして、力の弱い人が使える攻撃技でかなり効果がある方法は、目突きではないでしょうか。目突きといっても、漫画でよく出てくるようにピースして両目を突くというようなことはしません。指は非常に弱いので、もし骨に当たったら突き指をしたり骨折する恐れがあるからです。
図のように指さきを一直線になるようにそろえて、片目を突きます。出来れば掌は少し丸くしておくと、骨に当たったときにさらに突き指をする恐れが少なくなります。通常は目を突かれると殆ど戦意をなくしてしまいます。その隙に逃走するのがベストでしょう。
相手の目に当てるポイントは、相手に悟られずに突くことです。そのため、相手の目を見ずに、ターゲットにさっと当てられるように稽古しておく必要があります。
なお、非常に効果的ではありますが、相手の目をつぶしてしまう恐れがありますので、犯罪者にならないよう、身に危険が迫ったときなど使用には十分気を付けて下さい。
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