アトル・マリナーズのイチロー選手が、3月21日、東京ドームで行われたオークランド・アスレチックスとの開幕第2戦後に現役引退しました。
イチロー選手は、例えば30歳を超えてなお足が速くなったりと、アスリートの常識をたくさん塗り替えてきました。
そんなイチロー選手もついに引退することになりました。
イチロー選手は「最低50歳現役」を目標に頑張ってきましたが、44歳での引退は本人にとっても非常に残念なことだったでしょう。
やっぱり、人間の身体には年齢という限界があります。一方、武道の達人は、高齢になっても強さを持っていたと言われています。
一流選手の引退の話を聞くたびに、達人と言われる人たちは実際にどうだったのだろうと思われます。
私の個人的見解からすると、達人は本当に強かったと思います。その理由は、技を表に出していないという点にあったのではないかと思います。
要するに自分の技術を秘伝という神秘のベールに包んでいて、表にその技術が流出していなかったからだと考えています。
秘伝というのは、相手が知らないから有効なのです。
例え、達人であっても、ルールありの公開の試合に臨んでいたら、映像が撮られ、技の対策がされ、結局年齢の壁にぶち当たっていただろうと思います。
科学技術が発達した現在、あらゆる角度で相手の技を研究することができます。相手の知らない技術を使っていても、一度見せただけで、世間にその技術が知られてしまいます。
イチローの引退を期に、当会も秘伝についての取り扱いを少し検討する必要があると考えさせられました。
それはともかくとして、そのような中、様々な記録を打ち立ててきたイチロー選手は本当にすばらしいと思います。その凄さはまさに武道の達人クラスだと思います。
引退してもなお、身体は超一流であるのは間違いありません。ただ、その身体はもはやMLでは活躍できないレベルであるというのが事実なんでしょう。
超一流の身体でも年齢の壁があるということです。
イチローの今後の動向も気になりますが、どういう方向性で動くかわかりませんが、選手を引退した後の今後の活躍にも注目したいと思います。
さまざまな夢を実現してきたイチローに、ありがとうと感謝の気持ちを送りたいと思います。
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