【合気道の科学 呼吸法の本質】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です!

今回は座り技呼吸法(呼吸力養成法)のまとめをしたいと思います。

先ず、三角筋を使ったやり方ですが、これは次のモデルで表すことができます。板バネについた腕で相手を押すモデルです。

実際は、板バネに当たるのが三角筋と背中の筋肉(脊柱起立筋群)です。板バネの強度では、相手を押すことができないというモデルです。

次に、相手の力を方で受けるモデルです。これは背骨の腰部をヒンジとして、腹筋で体を引っ張る構造です。ヒンジ部である背骨の強度と腹筋部の強度で、三角筋モデルに比べると、力は十倍以上は強く出せるはずです。

この身体の使い方だと相手が男性でも、相手が板バネを使っているのであれば十分勝てます。

しかし、相手が腹筋モデルを使っている場合はどうでしょうか? 男性対女性であれば明らかに女性の方が不利になります。

ところが、腹圧を使った場合だと、力をすべて腹圧で吸収し、その力を地面に押し流してしまいます。腹筋を使ったモデルよりさらに有利になります。

以上より、腹圧モデルで行う方がかなり有利であるということです。ただし、腹圧モデルの場合、日ごろから腹圧を使える稽古をしておく必要がありますので、一朝一夕で使えるものではありません。

ということは、日ごろより稽古をしている人の方が有利ということになります。

呼吸力鍛錬法で見た目で真似できるレベルというのは、腹筋モデルまでなので、合気道修行者は、腹圧モデルで呼吸力鍛錬法をできるようになっておく必要があります。

以上が、呼吸力鍛錬法の正しいやり方です。呼吸力鍛錬法は、本来は腹圧モデルで行うということが分かっていただけたのではないでしょうか。

また、丹田を意識する理由もこれで理解できたのではないでしょうか。

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