【合気道の形に組み込まれた心理学】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。

さて、先日、調査員の女性の個人指導を久しぶりに行いました。

今回、稽古をする上の心構えが非常に大切だということがこの女性を見ていて痛切に感じました。

そのことで、色々なことが見えてくると思い、記事にしました。


心が受け身に回ると……

 

ただ、この女性は調査員でありながら、かなり人間不信で、人に対して非常に恐怖を感じているところがあり、ちょっとしたことで挙動不審な行動をする傾向があります。

この女性の特徴は、すぐに受け身に回る事、悪くいうと「被害者意識を持つ」ことです。

そういった意識は、護身だけではなく、護身術の稽古をするのにも非常に邪魔になります。

合気道では片手取りという技の稽古があります。女性の場合、護身の面からもこの片手取りに対抗するというのは非常に大切なのですが、僕が指導する護身術も形から入りますので、片手取りの技を行います。

形稽古は、最初に攻撃を加えて技を受ける「受け」と攻撃を捌いて技をかける「取り」にパートを決めて行うのが特徴で、この形を行うのに非常に大切なのが、お互い積極的に稽古をする意識です。

特に、受けは取りに対して積極的に前に出ていく必要があります。

ところが、この女性ですが、「手首を持たれたらそれを外す稽古をします。僕が見本を見せますのでまずあなたから手首を持ちにきてください。では始めましょうか?」といっても何もしないのです。

「申し訳ありませんが、手首を持ちに来てください」と再確認してから手首を取りにくるのですが、こちらが手を差し出すと、一瞬引くのです。

「これでは稽古になりません。ちゃんと手首をつかんで下さい」というと、

「何をされるかわからないから怖い」といいますが、以前からやっている稽古です。この反応には困りました。

 


片手取りに入っている心理操作技術

 

大概の人の反応は、手首を取ろうとしたとき、目の前に取りやすい位置に手首がくると思わず掴んでしまいます。

ところが、この女性は、逆に逃げてしまうわけです。要するに掴むという気が出ないのです。

通常、暴漢なら相手の手にターゲットを決めると一気につかみに行きます。

その一瞬前に気がでるわけです。その気をつかんで相手が来る前に、相手が持ちやすいように手を差し出すのが武道として使う大切なポイントになります。

ちなみに、苫米地氏の本に、今の空間を支配したいと思ったときは、例えば目の前にコーヒーがあるなら、数センチ動かすだけで場を支配する技術が書かれていますが、合気道では自然とそういった技術が、片手取りの中に組み込まれているのです。

それが相手が行動する前に、こちらが先に動くということです。

合気道だけでなく、護身術においても、空間の支配が大切なキーとなります。

 

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