皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。
さて、今回のタイトル、意味わかりませんね。実は師匠が生きておられたときに注意されたことなんです。
人のタイプ
人には、大きく分けて3つのタイプがあります。体感覚タイプ、聴覚タイプ、視覚タイプです。
体感覚タイプの特徴は、「理屈じゃない。体を動かせ」というように、体の感覚を重視するタイプで、話し方はゆっくりで、体で感覚を再現しながら話すといわれています。
聴覚タイプの特徴は、「理論を重視するタイプで、理路整然と論理で考えます。言葉に敏感で、常に言葉で考えるタイプです。そのため他のタイプより独り言が多いのが特徴です。話す速度は中ぐらいです。
視覚タイプの特徴は、思考はビジョンを重視します。さらに見た目の良さなどが重視され、どう見えるかを考えます。この人の話方は、見えたものを実況のように話すため、非常にテンポが速いのが特徴です。
達人は体感覚の人が多い
僕は合気道の達人・井口雅博師範に合気道の指導を受けました。
基本的に昔の人ということもあり、「体で覚えよ」式の指導でした。
そして、指導でも、「さっとじゃなく、さーっとや」というような表現をする人でした。
僕は理屈屋の聴覚タイプなので、「さっ」も「さーっ」も同じ「さ」にしか聞こえませんでした。
だから、師匠が何を言っているのか分からなかったのです。
しかし、何年も付き合っている中、違いが分かるようになりました。
師匠には、「さっ」「さーっ」「さーあーっ」などその場その場でいろいろな表現があったのです。
言葉が伸びているということは体の動きにフォロスルーを大切にしているということです。
だから、「さーっ」は「さっ」よりも気の流れがあるということで、「さーあーっ」は後に行くほど加速されている感があったりということだったのでした。
武道家やスポーツプレーヤにはこういった体感覚の人が非常に多いので、聴覚タイプや視覚タイプの人は、言葉の長さが体の状態を示していたりするということを理解して、指導を受けるとまた違ったものが見てくるのではないかと思います。
もしよければ、下記のボタンをクリックして、ブログ村への投票をお願いします。
にほんブログ村