皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。
さて、今回は心と体と相手についてお話ししたいと思います。
何故、心と身体が統一できないのか?
心身統一すると大きな能力が発揮できる ことは、誰でも知っていることだと思います。
ところが心身統一というのがことのほか難しい。
これをNLP心理学的に考えるとその理由がわかりやすい。NLPでは、思考や言葉だけでなく動作も、身に付けたプログラムで動いているようなものであると捉えます。
例えば、自転車に乗るという行為を考えてみるとわかると思います。
自転車に乗ることを意識しながら乗っているのは、自転車に乗り始めたころで、慣れて来るにしたがって、殆ど自転車をこいでいるという意識はあまりありません。
そして、頭の中で別のことを考えていても、自転車は進みます。
そして、誰でも経験があると思いますが、あることに夢中になって考えながら自転車に乗っていると、いつの間にか目的地近くについていたという経験を。
このように、実は僕たちの行動はプログラミングされ、慣れると自動的にやってしまうため、この時点から、意識と行動がずれることになるのです。
心身統一の目指す先
さて、人間には慣れたものをプログラムとして切り離すという機能があるということを述べましたが、これでは、いつまで経っても心身統一というのこはできません。
このためには、意識を静に保って、常に相手を受け入れる感覚をもって外界を感じている必要があります。
いわゆる変性意識状態というわれるもので、これが僕たち合気道の修行者が目指すものです。
この変性意識状態は宇宙をも意識できる特別な意識状態といわれていて、スポーツでいうゾーンといわれるものです。
しかし、このゾーンに入るには非常に難しく、スポーツに命を燃やしている人達が必死に追い求めても、滅多に入ることができないものです。
禅僧ですら、一部の人しか常にそういった状況に入れないと聞いています。
しかし、今後は、このゾーンに入る方法を僕は探していかなければと考えています。
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