氣と鍼灸治療

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。
さて、先日、真の東洋医学の氣の理論に基づく鍼灸治療院を訪れました。その結果、施術が終わった後、体がじんわりと温かくなり、筋肉が柔らかく感じられました。今回のブログではその話を書きたいと思います。

目次

本来の東洋医学と鍼灸
実際の治療
実際は人によって異なるツボの位置
武道の氣と治療の氣
まとめ

本来の東洋医学と鍼灸

ここでは、伝統的な東洋医学の基本である脈診を用いて、患者の状態を丁寧にチェックしながら鍼灸治療が進められます。脈診とは、手首の動脈を見て、体の状態や変化を把握する熟練の技術です。

私の担当施術者は、女性の方で、脈診から得た情報をもとに、体の氣が流れる経絡上の異常なツボを探し出し、そこに鍼を施します。この鍼治療は、一般的な鍼灸院で行われるような深い鍼ではなく、氣の状態が異常な経穴に対して浅く鍼を打つため、受ける側は鍼が刺さったことすら感じないほどです。

実際の治療

しかし、鍼が打たれると体に変化が現れます。私の場合、足三里や足首の周辺に鍼を入れると、足が汗ばんで湿っぽくなりました。また、「手が異常に熱いのは心臓に熱が溜まっているため、心臓を休める必要があります」と説明され、その後も様々なツボに鍼を打たれると、手のひらが急に湿り、しばらくすると冷たくなりました。

施術者は、「今、手の汗腺を開き、心臓の熱を放出していますので、家に帰ったら手を冷やさないようにしてください」と注意を促しながら、再び脈診を行い、体のあちらこちらに鍼を打っていきました。

どのツボに鍼を刺しているのか意識していましたが、ただ手で触れられている感覚しかなく、実際に鍼が刺さっているとは思えませんでした。

実際は人によって異なるツボの位置

そこで、私は「合氣道をやっているのですが、技をかけるときに相手のツボを狙うことがあります。時々、ツボがずれている人もいるのですが、患者さんにはそういう方はいませんか?」と尋ねました。

すると、施術者は笑顔で、「例え正式な鍼灸に関する学術書でも、そこに書かれている場所に必ずツボがあるとは限りません。本はあくまで目安で、患者様それぞれのツボを探して鍼を打つのです」と教えてくれました。「その違いをどうやって探すのですか?」と聞くと、「指先を敏感にして触れることで氣の流れがわかり、異常なところで止まるのです。そこが問題のあるツボだとわかります」とのこと。

『本に示されているツボはあくまで目安。実際は触診で見つけて治療を施す。本当に熟練しないとできない技術だ』と、私は感心しました。

漢方医学について少し学び、脈診を行う人は日本でも少ないと勝手に思っていましたが、和歌山市にもその技術を持つ方がいることに驚きました。そして、指先で相手の氣を感じ、適切に鍼を打つという不思議な技術に心を奪われました。

武道の氣と治療の氣

施術者と話しながら、合氣道の氣の話をすると、相手の氣を導く技術に興味を持たれたので、軽く彼女の手に触れることで、氣を導き、倒しはしませんでしたが、大きく体を導き動かしました。彼女は非常に驚いていましたが、これは彼女が氣に敏感だったから余計に反応がでたのだと思います。

私自身は、彼女のような経絡の氣の異常を感じ取ることはできませんが、彼女もまた氣の誘導ができるわけではありません。しかし、できることが異なっても、氣に関連する点では共通していることが非常に興味深いと感じました。

この経験から、ある氣功家が書いていたことを思い出しました。それは、スポーツで優れた成績を残す人は、非常に氣に敏感で、氣が大きな影響を与えるという内容でした。

まとめ

今回、治療院を訪れたことで、氣について深く学ぶことができました。心と体のつながりを感じ、東洋医学の奥深さに触れた瞬間でした。

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