今日の子供の部は中一の男子3人が参加し、「消える動き」を中心に稽古をしました。「消える動き」というは相手から見て、「目の前から忽然と消えたように見える動き」のことを言います。実は、私は、師匠である井口師範から「消える動き」として単独で学んだわけではありませんが、子供たちにそういう言い方をしたほうが分かり易いので、そう教えています。
この「消える動き」は、当会の秘伝の「空間感覚」に属する技術で、原理は公のブログでは具体的に述べることはできませんが、「相手に目の前から一瞬消えたと思わせる」ような技術で、目にも止まらぬ早業で移動するものではありません。
合気道の教本などでは、一切触れておらず、それらしき表現としては、「相手の氣を導く」という言葉が見うけられる程度で、具体的な方法は書かれていないのが現状ですが、普通の中学生にもできる純然たる「技術」の一つです。