皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。
本日は、個人指導を3つ行いました。
僕は、日本一わかりやすい武道を目指しているのですが、自分の指導している内容をさらに、分類してもっと分かりやすくするため、今、色々と言葉や指導法などを検討しているので、今日の3人の指導は非常に自分の勉強にもなりました。
今回のブログでは東京から来られた中国拳法の修業者の方の話をしたいと思います。
中国拳法修行者
この人は、今回で3回目です。もともと柔道出身で、関節技系の格闘技経験もある大気拳という中国拳法を修業中とのことです。
経歴からかなり実戦性を追求するので、体幹もしっかりとしていますが、体格としては普通よりかなり体重のある方です。
普通は体重がある人の場合はちょっと動いただけでも、今日のような暑さが残っている日だと、相当量の汗をかきます。
ところが、この人の場合、吹き出す汗など殆ど感じさせないぐらい、涼しい顔をしています。
そういうことから、日ごろからかなり体を鍛えているのがわかりました。
最初に来られたときから、体幹の強さに関しては、僕自身、実は脅威を感じているぐらいです。
稽古内容と僕の学び
今回の稽古では、合気道の技で使われているプロセスの各要素について説明させていただきました。
陰陽の技術と核の気の技術、皮膚の技術、センターを取る技術、眼法、丹田歩行と足の三角や如意棒の秘伝、空間感覚の秘伝などを指導しました。
前回も皮膚の技術を説明しましたが、限定的な使い方しか説明できなかったため、今回はさらに深く皮膚の技術を使ったやり方を説明させていただきました。
すると、そんな使い方もあるのかと驚いておられました。
僕は、彼は「なるほど」と軽く納得さえるだけで、そこまで驚かれるとは思ってもみなかったのですが、やり方のノウハウだけを教えても、応用を教えないと、やはり難しいものなんだと改めて気づくことができました。
また、空間感覚の秘伝で、遠当ての術を指導したあとに質問がきました。
遠当ての術では、相手を瞬間的に金縛りにしますが、すぐに解けます。
ですから、その後の攻撃方法はどうするのかという質問でした。
僕は普通なら、関節を取りますと言って、その人の手を取りに行ったのですが、大きなミスをしてしまいました。
というのは、眼法を解いて、関節を取りにいったものですから、すぐに対応されてしまい、結局は、皮膚の技術を使う入り身投げでしか対処できないという状況になってしまいました。
遠当てを使うなら、時間を止める技術で相手の中に入って打撃を入れればそれで十分だったはずです。相手が大きいので力んでしまったわけです。
最後は心、本当にいい勉強をしました。
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