皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。
さて、前回は3つの丹田についてお話ししましたが、今回はその3つの丹田と深いつながりがある宝玉というものの存在についてお話ししたいと思います。
十年も続けると不思議なことが起こる!
井口師範に師事して以来、僕は井口師範のご指示で、毎日毎日、天之鳥船(あまのとりふね)の行と振り魂(ふりたま)の行を続けていました。
それを10年つづけたある日、いつものように天の鳥船の行のあと、両足をしっかりと踏みしめて振り魂の行をしていると、自分の頭の天辺であるいわゆる百会から地面に自分を貫く軸ができたという意識が生まれました。
かまわず、そのまま振り魂を続けていると、突然その軸が地上高くドンドンと伸びはじめ、雲を突き抜けて、天まで伸びていきました。
さらに、僕を貫いた軸は地面を貫き、ドンドンと下に下に伸びていき地中深く、まるで地球の中心にでもとどくかのように伸びていきました。
すると、突然、地面から拳より少し小さな水晶でできた玉のようなものが、軸に沿って登ってきて、下丹田付近で収まりました。
さらに、上空から玉が一つ下りてきて中丹田に収まり、さらにもう一つ玉が上空から降りてきて上丹田に収まりました。
こういった神秘体験があってから、僕は、はっきりとした軸感を意識することができるようになり、正坐で座って両手を膝に置いたままで、他の人に両手首を上から体重を掛けて押し付けられても、持ち上げることができるようになりました。
これは視点を変えて科学的に考えれば当たり前で、現在の僕なら人に指導できますが、理屈抜きで体が反応し、できたことが大切だと思います。
日の宝玉・月の宝玉・大地の宝玉
これを井口師範にお話しすると、上丹田に出現したものは日の宝玉(ひのほうぎょく)、中丹田に出現したものを月の宝玉(つきのほうぎょく)、下丹田に出現したものを地の宝玉(ちのほうぎょく)というとおっしゃいました。
地の宝玉は地の力を集めるためにあり、月の宝玉は陰陽のエネルギーを集めるためにあり、日の宝玉は天のエネルギーを集めるためにあると説明されました。
どうやら、日の宝玉は天、月の宝玉は火・水、地の宝玉は地のそれぞれのエネルギーのセンターのようです。
また、天地の軸は、頭の天辺にある百会からまっ直ぐ鉛直に向かい、背骨に近い体の中空を貫くもので、その軸上にあるのが宝玉で、正確には、宝玉の位置と丹田の位置が違っています。
丹田の位置はどちらかというと、少し前面に存在します。
そして、丹田というのはそれぞれの宝玉からエネルギーを取り出すためにあり、自分を貫く軸は、天地自然からエネルギーを頂くときに使えるということでした。
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