皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。
さて、今年も残すところ本の僅かとなりました。
このブログの原稿用紙3枚分の記事連続投稿は今年1月4日より始め、一日も休むことなく新たな年を迎えようとしています。
ここまで続くとは思いませんでしたが、これは一重に多くの方々の支援の賜物と感謝しています。
ブログの読者の皆様、本当にありがとうございました。
今年は、NLP心理学という新しい武器を手にして、僕の武道とって非常に革命的な年になりました。
今年最後のブログとして、NLP心理学と合気道をどう結んでいくかについて今日はお話ししたいと思います。
古神道とNLP心理学
特に合気道というのは、古神道を学んだ開祖が編み出した武道ですので、合気道にも古神道の儀式が組み込まれています。
ところが、今までは開祖が組み込んだ古神道の儀式はあまり見向きもされず、単なる準備運動にしかなっていませんでした。
というのは、こういった儀式と、合気道の技との関連性がかなり希薄で、どうつながるかということを多くの人に理解する術がなかったからだと思います。
何故なら、合気道は体術ですから、学ぶ人には、こういった儀式が直接自分の動きにどうつながるかを示す必要があるのですが、それを説明する術がなかったのです。
しかも、昔の人は、戦争体験など、究極の状態に身を置いた経験から、何もいわずとも、何となくわかる人が多かったため、 宗教が悪で科学が善という戦後教育を受けた僕たちの感覚とはかなり乖離していたのも大きな原因です。
こういった教育を受けた僕たちは、もっと別のアプローチが必要で、NLP心理学ではかなりそういったヒントが入っています。
例えば、天鳥船の行という今は、単なる船漕ぎ運動として、準備運動の一環になっているものも、NLP心理学的アプローチで、宗教を信じない現代人にも非常に有効な効果を発揮することが、NLP心理学を学んだ今年分かりました。
武道では体感と体現が必要
多くの師範は、合気道は精神が大切と話します。
僕が経験した最も酷い話は、「合気道は空手や拳法など人を殴ったり蹴ったりするような次元の低いものではなく、精神を高めることに全力を傾けます」というものです。
武道を知らない人は、「なるほどその通りだ」と思えるかもしれませんが、『そんなに精神性が高いなら、何故、他と比べ、他を卑下する必要があるのか?』と考えてしまいます。
武道をやっている僕たちにとって、実は精神が正しいということよりも、技ができるかということの方が重要だと思います。
これが本音じゃないでしょうか?
いくら精神性の高いことを言っても、護身として全く役に立たないようなら、武道としてする意味を持たないように僕は考えます。
ようするに、武道では体感と体現が大切ということです。
神道の儀式をやってそれがどう技に影響がでるのかを物理的に納得する必要があるということです。
ところが、合気道とNLP心理学を結び付けると、その物理的な部分がはっきりするのです。
合気道の物理世界と精神世界をNLPで結ぶことで、より万人にわかりやすい武道ができるのではないかと考えています。
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