【護身を考える】④

今日は! 皆さんお元気ですか? 僕はメチャ元気です。
今日も前回に引き続いて、合気道と護身術について少し書いていきたいと思います。

一般的に合気道をしている人が、護身術を教える場合、次の2つのパターンを教えることが多いように思います。
①手を持たれたときの外し方
②小手返し、小手回し(二教)、小手捻り(三教)、腕押さえ(一教)を教える

しかし、手を持たれて、その後外した後の対処方法は教えないことが多いように感じます。また、素人に技をちょっと教えただけで実際に使えるようになるかは別にして、技を掛けた後の対処方法も教えない傾向があるのではないでしょうか。ところが、実際に暴行を受けたことのある立場からすると、その後の方が大切だとわかります。

この「護身を考える」シリーズの一番最初に、武道をしらないとき、僕は相手に手を捕まれたとき外したことで、逆上され、余計酷い目に遭ったと話ました。手を放して終わりではないのです。その後の対処方法を知らないと、逆上され、自分の運動能力が足りなければ、相手にまた捕まって酷い目にあうだけです。

例えば、中国拳法などでは、手を持たれた次に、掌打といって外した勢いを翻す方向に利用して、相手に掌で当て身を入れ突き飛ばします。空手でも、護身術を教える際は手を外した後、裏拳打ちを顔面に入れたりします。

一見、合気道の方が平和的に見えるので、護身術というと合気道が代表格で扱われますが、経験上、中国拳法や空手のように後の対策を含めておく方が大切だと思います。酔っ払いに絡まれるような場合なら手を外すだけで十分ですので、状況に応じて当てないという選択肢はあるのですから。ですから、当会では、合気道護身術と名乗っていますが、相手を押すための方法や当て身を指導します。

さて、あなたは相手に手を取られたとき、外してからどう対処されますか?

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