【合気道の科学 集中力を鍛える4】

皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です!

武道やスポーツ、ダンスなどで「集中」すると凄いパフォーマンスが発揮されますね。でも、中々「集中」できない。でも、いつでも「集中」できたら素敵ですよね。

何度もお話ししていますが、井口師範は、「集中するには、集中させるように稽古する必要がある」と常々言われていました。前回は、その稽古では段階ごとに集中させるためのやり方をいれていかなといけないという話しをしました。

今回からは、それぞれの段階ごとの具体的な方法を述べていきたいと思います。飽くまでも、ここでご紹介する方法は、技を知っていることを前提に、さらに集中力をプラスするというやり方です。

集中力を上げるためには、全ての技で、集中させるように稽古する必要があります。ですから、まず自分の得意な形から一つ一つ丁寧に技を完成させる必要があります。そのため、まず最初にどの形から始めるかを決めて下さい。

以下は、集中力をプラスしたい形を既に決めていると仮定して話を進めていきます。

今回は、第一段階「手の動きや足の動きと個々の動きを覚える段階」です。

【ステップ1】
この段階で大切なのは、足しの動き(足運び)が、確実にできるかどうかという点と手の動きが確実にできるかどうかという点です。

自分が選んだ集中力をプラスしたい技の形で、少しでも不確かな要素があれば、その時点で集中力が切れるので、どうしても確かめておく必要があります。

何度も足運びをやってみて、確実にスムーズに行うまで稽古します。

【ステップ2】
次に、手だけの動きを一人で再現します。足運び同様、手の動きも、不確かな動きを無くし、確実なものにします。

【ステップ3】
できるだけ瞬きをなくし、眼球も殆ど動かさずに、前一点だけを見つめて、手の動きを再現します。

この第一段階での最も大切な点は、骨格構造上の有効な使い方を理解することにあります。できれば、指導者にきっちりと位置の補正など頼んで、物理学的に正しい体の使い方を覚えてほしいと思います。

手の動きと眼球を静止させるだけで、慣れてくるとかなり、集中できるのを感じることができると思います。次回は、足運びと手の動きを統合していく話をしたいと思います。

 

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