皆さん、お元気ですか? 僕はメチャクチャ元気です。
さて、僕は今NLP心理学を学んでいるのですが、その前提に「地図は領域ではない」というものがあります。
僕の学んでいるNLPでは、それが分かりにくいということで「カーナビ、時々マップが古い」と教えられています。
それでも、意味が分からないですよね。それについて武道と関連づけて書いていきたいと思います。
常識を疑う
前回のパンチの例で示すと、合気道の当て身は、ボクシングでいう手打ちのようなパンチに見える。
そこで、空手やボクシングをしている人にすると、『そんなへっぼこパンチに何の意味があるのか?」と思います。
実は、僕も空手やジークンドーを学んでいたので、やっぱり打撃系の専門の方が凄いように思えたわけです。
それは、空手やボクシングでは、腰の回転を使って素早く打ち出すのが常識になっているからです。
ところがジークンドーというのは40半ばで学んだので、若い人に交じってそういった打ち方をしていると非常に疲れるわけです。
それで、手を抜いて、合気道の当て身の打ち方をすると、パンチの稽古のパートナーに「急に強くなりましたね」と言われました。
自分は体力の限界を感じて、手を抜いて、楽な合気道の当て身で打ち込んでいるので、そういわれて逆に自分が驚いた訳です。
それまで、腰を素早く切ったパンチが強いと思っていて、合気道の当て身というのは一種の補助であり、実際の闘いで技をつなぐだけのものなので、それほど破壊力は無いと勝手に思っていました。
だから、パンチとはこういうモノという概念ができあがっているので、原理の違う打ち方を見ると威力がないように思ってしまっていたのです。
このような思い込みというのは武道をやっているとあるので、こういった思い込みをどんどんと消していく必要があるわけです。
「カーナビ、時々マップが古い」
自分の知っている概念にとらわれていると、技の原理が分からなくなる。概念はどんどんと書き換わるものとしておかなければなりません。
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